版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
MATSUMOTO LF・ボレ(著/文) - 誠文堂新光社
..
【利用不可】

MATSUMOTO (マツモト)

コミックス(書籍)
このエントリーをはてなブックマークに追加
B5判
200ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-416-71670-0   COPY
ISBN 13
9784416716700   COPY
ISBN 10h
4-416-71670-2   COPY
ISBN 10
4416716702   COPY
出版者記号
416   COPY
Cコード
C0979  
0:一般 9:コミック 79:コミックス・劇画
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年12月29日
最終更新日
2016年12月29日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2017-03-12 朝日新聞  朝刊
評者: ササキバラ・ゴウ(まんが編集者)
MORE
LESS

紹介

日本のマンガ界が真剣に対峙することを避け続けた「日本犯罪史上最悪の凶悪事件」を、
フランス人の作家がバンド・デシネ作品として描き出した!
事実に着想を得、かつて実在した宗教団体のテロ事件をめぐる真実の物語、その衝撃の問題作が遂に邦訳化!

1994年、日本の小都市松本。
物語の登場人物のひとりである宗教団体の教祖は、30以上の会社を束ねるコンソーシアム代表をも兼ねていた。
しかし、信者たちにとって、彼はヒンドゥー教の神シヴァの生まれ変わりであった。
だが、宗教に名を借りた彼の組織の真の目的は、「ハルマゲドン」を引き起こし、
日本政府を転覆させることであり、組織の実行部隊を指揮する指揮官は、
松本で致死性の神経性ガス兵器の開発を極秘に進めていた。
しかし、松本は彼らの計画の第一歩にしか過ぎなかった。
1年後の1995年3月20日――後に「地下鉄サリン事件」として世に知れわたることになる恐るべき計画。
それは、第二次世界大戦後、日本で起きた犯罪史上、最大最悪のテロ事件として現実のものとなる!
『テラ・アウストラリス(南方大陸)』(Terra Australis)の作者LF・ボレとフィリップ・ニクルーが手を組んで贈る、
想像を絶する事件の真実を後世に伝え、理解のための手がかりを与えてくれる、驚愕のバンド・デシネ作品、迫真のオールカラーで登場!


【巻末特別対談LF・ボレ×切通理作】
巨大な悲劇、サリン事件とは何だったのか!――事件から20数年。
今なお混沌として、さらなる悲劇を繰り返し続ける現代社会への黙示録と化したこの事件の虚実を、気鋭の評論家、切通理作と『MATSUMOTO』原作者、LF・ボレが徹底解明するスペシャルインタビュー&解説を特別収録!

【切通理作プロフィール】
1964年東京都生まれ。文化批評。著書『お前がセカイを殺したいなら』など、映画、コミック、音楽、文学、社会問題とジャンルをクロスオーバーした批評で注目される。
『宮崎駿の<世界>』でサントリー学芸賞受賞。映画雑誌、文芸誌、新聞など幅広いメディアで時評・書評・コラムを執筆している。

著者プロフィール

LF・ボレ  (エルエフ ボレ)  (著/文

(作)LF・ボレ: 1967年オルレアン生まれ。本名はロラン=フレデリック・ボレ。 BD(バンド・デシネ)の原作者でジャーナリスト。 近代オーストラリアの誕生を語った『テラ・アウストラリス(南方大陸)』(Terra Australis)が、 批評家たちから高く評価されアメリゴ・ヴェスプッチ文学賞を受賞。 『デッドライン』(Deadline)、『ⅩⅢミステリー』(XIII Mystery)など 40冊以上の単行本を刊行している。

フィリップ・ニクルー  (フィリップ ニクルー)  (イラスト

(画)フィリップ・ニクルー: 1972年、ニース生まれのイラストレーター。 代表作はLF・ボレと組んだ『テラ・アウストラリス(南方大陸)』(Terra Australis)のほか、 『羅生門』(Rashomon)、『おとみ』(Otomi)など。

原 正人  (ハラ マサト)  (翻訳

(訳)原 正人: 1974年静岡県生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。 BD(バンド・デシネ)の研究家・翻訳家。 ニコラ・ド・クレシー『天空のビバンドム』、ホドロフスキー&メビウス『アンカル』など訳書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。