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出版者情報
ジョルジュ・フランソワ 花の教科書 ―Mon étude de fleurs
フランス花界の巨匠のエスプリとテクニック
- 書店発売日
- 2018年4月2日
- 登録日
- 2018年2月28日
- 最終更新日
- 2018年3月24日
紹介
パリの花界で、ジョルジュ・フランソワ氏のことを知らない人はいないのではないでしょうか。
著者は、1942年生まれ。花屋を始めて、約55年。
80歳を前に、いまだ最前線でブーケを束ねる著者のことを、周りの人々は敬意をこめて
「ムッシュー」と呼びます。
そんなムッシューは、常にフラワーデザインの流行を牽引してきました。
現在活躍している国内外のフローリストたちも、独立前に彼の元で働いていたケースは数知れません。
かつて馬車に乗って、大統領の使いがブーケを買いに来ていたこと。
一流メゾンとこなしてきた数々の仕事。
華やかな経歴はもちろん、彼の職人気質で、真摯に手仕事に向かう姿勢は
多くの顧客の心を掴み、離しません。
彼流の、ブーケとアレンジメントの基本の作り方から、応用まで。
花文化を生き様で伝える、ジョルジュ75年のパリでの歩みとともに、美しいビジュアルで紹介します。
写真は、『家庭画報』(世界文化社)、『ベストフラワーアレンジメント』(フォーシーズンスプレス)
などで活躍する、武田正彦氏の撮り下ろし。
編集には、『花1本からはじめる基本のフラワーアレンジ』(成美堂出版)などの著書を持つ
森美保氏が携わりました。
彼のレッスンを受けたいけれども、フランスまで行くのは、、、という方もぜひ本書で、
ジョルジュの哲学を読み取っていただければ幸いです。
目次
【目次】
【Chapitre1 ― 制作を始める前に】
ジョルジュ・フランソワの美の世界とは
基本の道具と作業
【Chapitre2 ― 基本のコンポジション】
パリスタイル アン・ドゥ・トロワ
基本のブーケ・ロン
春のシャンペトルブーケ
香りを楽しむヒアシンスのコンポジション
ブーケ・ロンのグリーンと花のメソッド
グリーンはドラマティックに
グリーンで空間を活かす
ポタジェのコンポジション
カリフラワーと野草のコンポジション
童話の国が広がるミニキャロットのコンポジション
色から考えるメソッド グラデーション
ミックスカラーのグルーピングコンポジション
【Chapitre3 ― ジョルジュ・フランソワとパリ】
バロックな光と影
春を待つ、ヒアシンス
サロン・ド・テのローズコンポジション
ムッシューフランソワと巡るパリ
ほか
【Column】
ムッシューフランソワのシャンペトルスタイルとは
パリジャンは香りのある花が好き
パリのフローリストにはグリーンが豊富
ムッシューフランソワのポタジェとは
昔から受け継がれるフランスの古い雑貨たち
パリのフローリストで使えるフランス語会話と単語
上記内容は本書刊行時のものです。