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出版者情報
神の国とキリスト者の生
キリスト教入門
発行:春秋社
四六判
344ページ
定価
4,000円+税
- 書店発売日
- 2017年11月22日
- 登録日
- 2017年10月24日
- 最終更新日
- 2024年3月11日
紹介
近代神学の巨人の名著、本邦初訳! 近代プロテスタント神学に少しでも関心のある人ならリッチュルの名前を聞いたことがあるはずだ。神学を倫理に基礎づけ、神学を科学たらしめんとした彼の神学は、ドイツのキリスト教界を席巻し、ヘルマンやハルナックといった大神学者もリッチュル学派の一員として登場する。にもかかわらず、リッチュルの著作はなぜかこれまで邦訳が一冊もなかった。 本書は彼の神学のエッセンスを凝縮し、しかもギムナジウム(日本の中学・高校に相当)の生徒のために書かれたという経緯から比較的わかりやすく、かのカール・バルトも『19世紀のプロテスタント神学』のなかでリッチュルに触れるときは専らこの本に頼っているほどの名著である。 リッチュルが本文とともに読むように指示した聖書の箇所を巻末に引用して参照可能とし、第1版から第3版に至る記述の変更箇所も註に記し、さらにリッチュル神学の誕生したドイツの時代状況とリッチュルという人物を綿密に描写した珠玉の解説をも付す決定版。
上記内容は本書刊行時のものです。