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神の国とキリスト者の生 A.B. リッチュル(著/文) - 春秋社
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神の国とキリスト者の生 キリスト教入門

発行:春秋社
四六判
344ページ
定価 4,000円+税
ISBN
9784393323755
Cコード
C0016
一般 単行本 キリスト教

出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年10月24日
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紹介

 近代神学の巨人の名著、本邦初訳! 近代プロテスタント神学に少しでも関心のある人ならリッチュルの名前を聞いたことがあるはずだ。神学を倫理に基礎づけ、神学を科学たらしめんとした彼の神学は、ドイツのキリスト教界を席巻し、ヘルマンやハルナックといった大神学者もリッチュル学派の一員として登場する。にもかかわらず、リッチュルの著作はなぜかこれまで邦訳が一冊もなかった。
 本書は彼の神学のエッセンスを凝縮し、しかもギムナジウム(日本の中学・高校に相当)の生徒のために書かれたという経緯から比較的わかりやすく、かのカール・バルトも『19世紀のプロテスタント神学』のなかでリッチュルに触れるときは専らこの本に頼っているほどの名著である。
 リッチュルが本文とともに読むように指示した聖書の箇所を巻末に引用して参照可能とし、第1版から第3版に至る記述の変更箇所も註に記し、さらにリッチュル神学の誕生したドイツの時代状況とリッチュルという人物を綿密に描写した珠玉の解説をも付す決定版。

著者プロフィール

A.B. リッチュル  (エービーリッチュル)  (著/文

アルブレヒト・ベンヤミン・リッチュル (Albrecht Benjamin Ritschl)

1822-1889。ドイツの近代神学を代表する神学者。ベルリンに生まれ、ボン、ハレ、ハイデルベルク、テュービンゲンの各大学に学ぶ。一八五二年からはボン大学とゲッティンゲン大学の教授に就任、カントやシュライアマハー、さらにはヘルマン・ロッツェの影響を受けながら、非常に倫理色の強いキリスト教神学を構築した。代表的な著作に『義認と和解』『古カトリックの成立』『マルキオンの福音書とルカによる福音書』など。

深井 智朗  (フカイ トモアキ)  (翻訳

1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了、哲学博士(アウクスブルク大学)、博士(文学)(京都大学)。現在、東洋英和女学院院長・同大学人間科学部教授。著書に『十九世紀のドイツ・プロテスタンティズム――ヴィルヘルム帝政期における神学の社会的機能についての研究』(教文館)、『ヴァイマールの聖なる政治的精神――ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム』(岩波書店)、『パウル・ティリヒ――「多く赦された者」の神学』(岩波書店)、『プロテスタンティズム――宗教改革から現代政治まで』(中央公論新社) など。訳書に、シュライアマハー『神学通論1811年/1830年』(共訳、教文館)、シュライアマハー『宗教について』(春秋社)、ハルナック『キリスト教の本質』(春秋社)、トレルチ『キリスト教の絶対性と宗教の歴史』(春秋社)などがある。

加藤 喜之  (カトウ ヨシユキ)  (翻訳

1979年生まれ。2013年、プリンストン神学大学院大学博士課程修了(Ph.D取得)。東京基督教大学准教授、立教大学文学部キリスト教学科兼任講師。研究分野は、宗教哲学、また西欧初期近代の思想史。 著書として『記憶と忘却のドイツ宗教改革――語りなおす歴史 1517-2017年』(共著、2017年、ミネルヴァ書房)、『知のミクロコスモス――中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(共著、2014年、中央公論新社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。