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出版者情報
暴れ牛と神さびる熊
供犠と霊送りの民俗誌
発行:国書刊行会
四六判
定価
2,700円+税
- 書店発売日
- 2017年10月25日
- 登録日
- 2017年9月26日
- 最終更新日
- 2017年10月2日
紹介
ユーラシア各地に分布する動物の殺戮儀礼が意味するものとは――。農耕民、狩猟民地帯への長年のフィールドワークから得た知見をもとに、祭り、芸能、来訪神などを通して民俗儀礼のなかに見える「殺戮と豊穣」の関係を明らかにする。
目次
はじめに
第一章 人はなぜ歌い踊るのか
第二章 農耕地帯のむらの歌と踊り
一 日本のむら社会の歌と踊りの呼称の変遷
二 日本のむら社会での歌と踊りの役割
三 日本のむらの歌と踊りの魅力
四 中国大陸のむらで出会った歌と踊りの傑作
五 《ロシア・中国・日本》の初春の訪れ神
第三章 歌垣の昔
第四章 狩猟地帯の西シベリアからの風
一 西シベリアの熊祭り
二 日本列島から見た熊祭りの歌と踊り
第五章 農耕民と狩猟民の演技の違い
一 暴れ牛と神さびる熊
二 「殺伐な」儀礼からの獅子舞考
第六章 熊と人と神
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。