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出版者情報
鳥の巣
発行:国書刊行会
四六変型判
定価
2,400円+税
- 書店発売日
- 2016年11月25日
- 登録日
- 2016年10月22日
- 最終更新日
- 2016年11月17日
書評掲載情報
2017-01-08 |
読売新聞
朝刊 評者: 土方正志(出版社「荒蝦夷」代表) |
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紹介
私のなかで、4人の私のバトルが始まる――
人間心理の奥底にある不安感と恐怖と狂気を巧みにえぐり出す
『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』の
〈孤高の異色作家〉による、古典にして究極の多重人格小説がついに登場!
〈今まで何故訳されていなかったのか不思議に思える傑作〉若島正
エリザベス・リッチモンドは内気でおとなしい23歳、友もなく親もなく、博物館での退屈な仕事を日々こなしながら、偏屈で口うるさい叔母と暮らしていた。ある日、止まらない頭痛と奇妙な行動に悩んだすえ医師の元を訪れる。診療の結果、原因はなんとエリザベスの内にある、彼女の多重人格だった。ベス、ベッツィ、ベティと名付けられた別人格たちは徐々に自己主張をし始め、エリザベスの存在を揺るがしていく……〈孤高の異色作家〉ジャクスンの、研ぎ澄まされた精緻な描写が静かに炸裂する、黒い笑いに満ちた傑作長篇がついに登場!(1954年作)
上記内容は本書刊行時のものです。