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怪談おくのほそ道 現代語訳『芭蕉翁行脚怪談袋』

文芸 ラノベ

伊藤龍平(翻訳 | 解説)
発行:国書刊行会

四六判   292頁 
定価 1,800円+税

ISBN 978-4-336-06011-2   C0095

書店発売日 2016年5月25日
登録日 2016年4月22日

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紹介

「おくのほそ道」で巡った土地のみならず、西国諸国まで訪れた芭蕉が諸国行脚の途上で遭遇する怪異の数々。明らかになる名句にこめられたもう一つの意味。松尾芭蕉とその門人たちを主人公として、江戸時代後期に成立した奇談集『芭蕉翁行脚怪談袋』を、読みやすい現代語訳に、鑑賞の手引きとも言うべき解説を付してお届けする「もう一つの〈おくのほそ道〉」。

目次


第一話 芭蕉翁、美濃へいたること 付 怪しき者に逢うこと
第二話 支考、四条河原に涼むこと 付 狸、女に化けしこと
第三話 翁、大内へ上がること 付 狂句に得手しこと
第四話 去来、伊勢参りと同道のこと 付 白蛇、龍となりしこと
第五話 翁、備前岡山を越えること 付 ヒ々に逢いしこと
第六話 翁、追剥の恵みにあいしこと 付 山上戸治郎がこと
第七話 翁、備前の阿川にて難義にあいしこと 付 何となく仇をふくす話のこと
第八話 嵐雪、上州館林にいたること 付 僧、狐に化かされしこと
第九話 其角、猫の恋の句のこと 付 多葉粉屋長兵衛、猫の報いを受けしこと
第十話 近江の千那のこと 付 次郎兵衛道心がこと
第十一話 翁の石碑のこと 付 星崎松風の里夜寒の里などのこと
第十二話 翁、筑前小佐川を越えること 付 戸塚夫婦霊魂のこと
第十三話 翁、北国行脚のこと 付 下麿権六がこと
第十四話 翁、迷子を知らせしこと 付 馬古ヶ原石碑のこと
第十五話 許六、一句にて道を定むること 付 青野ヶ原狐のこと
第十六話 翁、吉六に戯れて句作のこと
第十七話 支考、門人杜支が方へいたること 付 おそろしき夢を見ること
第十八話 芭蕉、伊予の松山へ越えること 付 松平隠岐守殿へ召さるること
第十九話 翁、樵夫が秀句を感ずること 付 翁、狼に遭いしこと
第二十話 其角、お菊が物語のこと 付 杜若の一句のこと
第二十一話 其角、夢に句を得しこと
第二十二話 翁、梅若の塚に詣でること 付 あやしき童子に逢うこと
第二十三話 其角、目黒にての句のこと 付 千代ヶ崎の由来のこと
第二十四話 芭蕉、深川にて病死のこと 付 門人追善一句の咄し

解題――『芭蕉翁行脚怪談袋』の世界――
参考文献一覧

著者プロフィール

伊藤龍平( イトウリョウヘイ )

1972年、北海道生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。現在、台湾・南台科技大学助理教授。専攻、伝承文学。
著書に、『江戸の俳諧説話』(2007)、『ツチノコの民俗学』(2008)、『江戸幻獣博物誌』(2010)、『現代台湾鬼譚』(2012、謝佳静との共著)、『ネットロア』(2015)、編著書に『福島県田村郡都路村説話集』(2014)、訳書に、『棗と石榴』(2014、葉蓁蓁との共訳)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。