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「イタコ」の誕生
マスメディアと宗教文化
発行:弘文堂
A5判
424ページ
定価
4,500円+税
- 書店発売日
- 2017年3月1日
- 登録日
- 2017年2月10日
- 最終更新日
- 2017年2月18日
書評掲載情報
2017-05-21 |
読売新聞
朝刊 評者: 土方正志(出版社「荒蝦夷」代表) |
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紹介
●盲目の巫女はブームを経て、アニメのシャーマンへ――イタコ文化はいかにして伝説となったか?
死者を呼び出し、生者へのメッセージを伝える盲目の巫女イタコは、1960年代のブームで一躍全国に知られる存在となった。その半世紀後、現実のイタコが高齢化した一方で、マンガやアニメでは少女イタコがシャーマンとして活躍している。東北の民俗宗教はいかにして新しい宗教文化になり得たのか? フィールドワークと資料の発掘、質問調査から丹念に追跡した貴重な論考。
目次
序章 問題の所在
第一部 マスメディアによる《イタコ》像の形成
1章 大衆文化としての《イタコ》とは何か
2章 《イタコ》の登場とブームの到来
3章 「オカルトブーム」と宗教性の“大衆化”
4章 ステレオタイプの形成と《イタコ》の増殖
5章 《イタコ》の登場と《恐山》像の変容
第二部 《イタコ》像の普及と民俗文化の変容
6章 表象の普及と宗教的リアリティの形成
7章 表象の受容と再生産
8章 表象の消費と恐山の変容
9章 恐山の近代化
10章 《恐山のイタコ》を求める人々
11章 マスコミのまなざしと自己表象の再編
12章 巫業の変容
終章 結論
上記内容は本書刊行時のものです。