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社会福祉学は〈社会〉をどう捉えてきたか 三島 亜紀子 (著/文) - 勁草書房
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社会福祉学は〈社会〉をどう捉えてきたか ソーシャルワークのグローバル定義における専門職像

発行:勁草書房
A5判
228ページ
定価 3,000円+税
ISBN
9784326700998
Cコード
C3036
専門 単行本 社会

出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年7月11日
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紹介

2014年改定の「ソーシャルワークのグローバル定義」が示す専門職像とは。新たに盛り込まれた「地域・民族固有の知」「社会的結束」「多様性」の3つの概念をキーに、現在のソーシャルワークの専門職像に迫るとともに、社会学分野における〈社会的なるもの〉をめぐる議論を参照しつつ、社会福祉学における〈社会〉という概念の内実を問う。

目次

はじめに

序 章 社会福祉学は「社会」をどう捉えてきたのか
 「社会的な」社会学と社会福祉学
 「社会的なもの」とは何か
 日本の「社会的なもの」の「社会福祉学的歪曲」
 各章の概要

第一章 ソーシャルワークの知のあり方の変化と「在来知(indigenous knowledge)」
 第一節 ソーシャルワークを定義すること
 第二節 ソーシャルワークの知
 第三節 さまざまな学問領域におけるindigenous knowledge(在来知)
 第四節 日本の福祉にまつわる在来知
 第五節 ソーシャルワーカーが反省すべきこと

第二章 植民地主義とソーシャルワーク
 第一節 植民者に位置付けられたソーシャルワーカー
 第二節 ソーシャルワーク萌芽期にみる植民地主義
 第三節 この世の暗黒を「発見」した者

第三章 他者の起源――貧困救済と動物愛護の接点
 第一節 大正期のソーシャルワーカーによる動物愛護運動
 第二節 リスクとソーシャルワークと動物愛護
 第三節 動物愛護運動と方面委員制度を貫く社会ダーウィニズム

第四章 多様性を讃えること
 第一節 多様性という概念
 第二節 社会福祉教育領域における多様性の定義
 第三節 「隠れたカリキュラム」と多様性の尊重

第五章 リスクと寛容さと「社会的結束(social cohesion)」
 第一節 社会的結束とは何か
 第二節 多様性の尊重と社会的結束のバランス
 第三節 リスクとソーシャルワーク

第六章 ソーシャルワークの「現地化(indigenization)」再考――ソーシャルワークのグローバル定義にある重層モデル
 第一節 社会・政治・文化に合わせたソーシャルワーク
 第二節 二〇世紀初頭の日本のソーシャルワークの現地化
 第三節 古代の権力装置に起源がある「参加」

終章 アンペイド・パブリック・ワークへの動機付けとその逆機能

おわりに
参考文献
人名索引
事項索引

著者プロフィール

三島 亜紀子  (ミシマ アキコ)  (著/文

三島 亜紀子(みしま あきこ)
1971年大阪府に生まれる. 2005年大阪市立大学大学院生活科学研究科 博士課程単位取得退学. 博士(学術). 東大阪大学教授, ケンブリッジ大学社会学科客員研究員を経て, 現在同志社大学嘱託講師. 著書:『児童虐待と動物虐待』(2005年, 青弓社), 『社会福祉学の〈科学〉性――ソーシャルワーカーは専門職か?』(2007年, 勁草書房, 日本ソーシャルワーク学会学術奨励賞・日本社会福祉学会奨励賞受賞), 『妖怪バリャーをやっつけろ――きりふだは, 障害の社会モデル』(2010年, 生活書院). 共著に『医療社会学のフロンティア――現代医療と社会』(2001年, 世界思想社), 『セクシュアリティと障害学』(2005年, 明石書店)など. 共訳に『障害の政治――イギリス障害学の原点』(2006年, 明石書店).

上記内容は本書刊行時のものです。