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出版者情報
民主主義の発明
全体主義の限界
発行:勁草書房
A5判
432ページ
定価
5,200円+税
- 書店発売日
- 2017年1月28日
- 登録日
- 2016年12月7日
- 最終更新日
- 2017年1月25日
書評掲載情報
2017-05-08 |
週刊読書人
評者: 山本圭 |
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紹介
民主主義は全体主義の経験に照らされたとき、はじめてその意義を明かす。全体主義の概念によって、スターリニズムやファシズムを定義しなおしたルフォール。本書では、東欧政治体制の研究や『収容所群島』の読解を通じて、全体主義のただ中で生まれてくる民主主義の可能性と両義性を考察していく。
目次
まえがき
第Ⅰ部 全体主義を理解するために
第一章 人権と政治
第二章 全体主義の論理
第三章 スターリンとスターリン主義
第四章 左派連合が考えないこと
第五章 身体のイメージと全体主義
第Ⅱ部 新たな兆しを読み解く
第六章 ソビエトの反体制派とわれわれ
第七章 革命の問題
第八章 ハンガリーの蜂起
第九章 もう一つの革命
第一〇章 ポーランドからの帰還
第一一章 可能性の限界を押し広げる
初版への序文
原注
訳注
解説 クロード・ルフォールの新しさと古さ
あとがき
索引
上記内容は本書刊行時のものです。