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岐路に立つ精神医学 加藤 忠史(著/文) - 勁草書房
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岐路に立つ精神医学 (キロニタツセイシンイガク) 精神疾患解明へのロードマップ (セイシンシッカンカイメイヘノロードマップ)

医学
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発行:勁草書房
四六判
232ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-326-29903-4   COPY
ISBN 13
9784326299034   COPY
ISBN 10h
4-326-29903-7   COPY
ISBN 10
4326299037   COPY
出版者記号
326   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2021年5月19日
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書評掲載情報

2013-12-22 毎日新聞
評者: 中村桂子(JT生命誌研究館館長)
2013-09-15 毎日新聞
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紹介

50年ほど前から画期的な進歩がない精神疾患治療。ゲノムや脳の研究を組み合わせて疾患の原因を解明し、根本的な治療法、診断法を開発することによって、精神科医療にイノベーションをもたらすことはできるのだろうか。精神医学が直面する困難を乗り越え、真の医学として発展していくために、我々は今何をしたらよいのかを問い直す。

目次

はじめに

第一章 精神疾患解明の重要性

第二章 現代社会と精神医学

第三章 この二五年の精神医学の変化

第四章 精神医学の歴史を振り返る

第五章 精神医学と脳科学

第六章 精神疾患の生物学的研究の現状

第七章 現在の精神疾患の生物学的研究の限界

第八章 目指すべき精神科診療の姿

第九章 なぜこれほどまでに精神疾患の解明が遅れているのか

第一〇章 精神疾患解明へのロードマップ

第一一章 精神疾患のゲノム研究の歴史と今後の課題

第一二章 精神疾患の動物モデルの課題

第一三章 精神医学研究の倫理

第一四章 臨床研究と基礎研究

第一五章 基礎と臨床の連携の必要性とその課題

第一六章 脳組織研究の課題

第一七章 精神医学の行方

おわりに
文献
索引

著者プロフィール

加藤 忠史  (カトウ タダフミ)  (著/文

1963年東京都出身。
1988年東京大学医学部卒業。
滋賀医科大学精神医学講座助手,東京大学医学部精神神経科助手,同講師を経て,
現職 独立行政法人理化学研究所主任研究員,脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームシニア・チームリーダー。医師,博士(医学)。
専門 双極性障害の神経生物学。
著者 『躁うつ病とつきあう(第3版)』(2013,日本評論社),『双極性障害(第2版)』(2011,医学書院),「脳と精神疾患』(2009,朝倉書店)ほか多数。
(2013年6月現在)

上記内容は本書刊行時のものです。