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基礎化学実験 第2版 京都大学大学院人間・環境学研究科化学部会(編集) - 共立出版
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基礎化学実験 第2版 (キソカガクジッケン ダイニハン)

自然科学
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発行:共立出版
A5判
208ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-320-04401-2   COPY
ISBN 13
9784320044012   COPY
ISBN 10h
4-320-04401-0   COPY
ISBN 10
4320044010   COPY
出版者記号
320   COPY
Cコード
C3043  
3:専門 0:単行本 43:化学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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紹介

大学初年次における化学実験授業のための教科書として,半期授業を念頭に,無機定性分析実験,容量分析実験,有機化学実験の3分野の実験実習を配し化学全般を扱っている。化学実験を経験したことのない学生を想定し,実験実習が円滑にできるように配慮し,最初に化学実験の基本操作を詳しく解説するとともに,実験手順も具体的かつ丁寧に記述している。第2版では,すべての実験項目を見直し,近年の実験授業に即して内容を整理し改訂。

目次

第0章 化学実験の基礎
0.1 実験の安全
0.2 基本操作
0.3 実験ノートとレポート

第1章 無機定性分析実験
1.1 Fe3+,Al3+の基本反応(第III属カチオンの基本反応)
1.2 Ag+,Pb2+の基本反応(第I属カチオンの基本反応)
1.3 Cu2+,Bi3+の基本反応(第II属カチオンの基本反応)
1.4 Ni2+,Co2+,Mn2+,Zn2+の基本反応(第IV属カチオンの基本反応)
1.5 数種類の金属カチオンを含む未知試料の分析
1.6 Ca2+,Sr2+,Mg2+の基本反応(第V属,第VI属カチオンの基本反応)
1.7 アニオンの分離および確認
1.8 コバルト錯体の合成と分析

第2章 容量分析実験
2.1 酸塩基(中和)滴定 ―定量実験の基礎―
2.2 キレート滴定 ―水道水中のCa2+とMg2+の定量―
2.3 ヨードメトリー ―漂白剤中のNaClOの定量―
2.4 酸化反応速度 ―擬一次反応速度定数の測定―
2.5 活性炭によるシュウ酸の吸着
2.6 加水分解反応速度の測定
第3章 有機化学実験
3.1 有機定性分析
3.2 有機化合物の構造と物性 ―色素と蛍光―
3.3 有機合成I ―p -アニシジンのアセチル化―
3.4 有機合成II ―ニトロ化と加水分解―
3.5 有機合成III ―アセトアニリドの臭素化―
3.6 有機合成IV ―アントラニル酸の合成―

付録A 無機定性分析実験におけるイオン分離の原理
A.1 溶解度積と共通イオン効果 
A.2 水酸化物の溶解度と溶液のpH
A.3 両性水酸化物の溶解度とpH
A.4 硫化物沈殿によるカチオンの分離

付録B 物質の色
B.1 可視光と物質の色
B.2 原子の電子構造と炎色反応
B.3 分子の原子構造と吸収スペクトル
B.4 色素と蛍光
B.5 無機沈殿の色

付録C 原子スペクトル分析
C.1 化学炎原子吸光分析法
C.2 誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES)
C.3 原子吸光分析法によるCa2+とMg2+の定量 ―水道水と河川水の分析―

付録D 金属錯体とキレート
D.1 金属錯体とは
D.2 金属錯体の命名法
D.3 金属錯体の配位数と立体構造
D.4 遷移金属錯体の色

付録E 酸塩基反応の平衡点

付録F 核磁気共鳴(NMR)スペクトル

付録G 測定値の解析と評価

付録H 最小二乗法による線形回帰

上記内容は本書刊行時のものです。