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共立スマートセレクション12

現代暗号のしくみ 共通鍵暗号,公開鍵暗号から高機能暗号まで

コンピュータ ラノベ

中西 透(著/文), 井上 克郎(解説)
発行:共立出版

B6判   120頁 
定価 1,600円+税

ISBN 978-4-320-00912-7   C3341

書店発売日 2017年1月12日
登録日 2016年12月9日

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紹介

 1970年代,従来の秘密鍵を共有する共通鍵暗号に加えて,公開鍵暗号と呼ばれる新しい概念が考案された。この公開鍵暗号によって鍵の配送が容易になり,インターネットのようなオープンな環境での暗号利用が容易になった。また,公開鍵暗号は電子文書の改ざん防止と作成者の確認(認証)が行えるディジタル書名にも応用され,インターネットでのサーバの認証にも利用されるようになった。
 本書では,このような現代の暗号・認証技術のしくみを,予備知識なしで理解できるように紹介し,暗号・認証技術がインターネットでの安全な通信をどのように実現しているか解説する。クラウドなどネットワーク環境の多様化に伴ない,暗号・認証技術の研究は公開鍵暗号・ディジタル署名からさらに進んでおり,その最新の研究の一つである高機能暗号についても平易に解説する。
 このような暗号・認証技術は,研究者や開発者だけのものでなく,いまや一般人も知っておく必要のある技術ともいえる。本書はそのための一助となるだろう。

目次

第1章 暗号とは
1.1 暗号の歴史
1.2 現代の暗号・認証技術の概要
1.3 本書の構成

第2章 共通鍵暗号
2.1 ワンタイムパッド
2.2 ブロック暗号
2.3 ブロック暗号のモード

第3章 公開鍵暗号
3.1 公開鍵暗号とは?
3.2 RSA暗号
3.3 エルガマル暗号
3.4 楕円曲線暗号

第4章 ハッシュ関数とメッセージ認証
4.1 ハッシュ関数
4.2 メッセージ認証MAC

第5章 ディジタル署名
5.1 ディジタル署名とは
5.2 ディジタル署名の安全性
5.3 RSA署名
5.4 エルガマル署名
5.5 シュノア署名

第6章 インターネットへの応用
6.1 サーバ認証
6.2 公開鍵証明書
6.3 PKI
6.4 ハイブリッド暗号
6.5 SSL / TLS
6.6 暗号の危殆化

第7章 高機能暗号
7.1 双線型写像
7.2 IDベース暗号
7.3 検索可能暗号
7.4 属性ベース暗号
7.5 放送型暗号
7.6 準同型暗号
7.7 グループ署名

第8章 暗号・認証技術の今後

参考文献

解説(コーディネーター 井上克郎)

索 引

上記内容は本書刊行時のものです。