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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:72:"セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるか";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-314-01147-1";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:1200:"分子から人間、ヌーの群れから生態系まで――すべては調節されている。「生体を維持するべく体内で様々な種類の分子や細胞の数を調節する分子レベルのルールが存在するのと同様に、一定の区域における動植物の種や個体数を調節するルールがある」本書で著者は、生命の《恒常性(ホメオスタシス)》という概念を提唱したウォルター・キャノンや、《食物連鎖》の仕組みを示して《生態学(エコロジー)》の礎を築いたチャールズ・エルトン、分子レベルの調節の原理を解き明かしたジャック・モノーほか、生物学・医学における数々の偉大な発見に至った過程を活写。生体内における分子レベルの《調節》と生態系レベルで動物の個体数が《調節》される様相とのあいだに見出した共通の法則と、蝕まれた生態系の回復に成功した実例を、卓越したストーリーテラーの才を発揮していきいきと綴っている。E. O. ウィルソン、ニール・シュービン、シッダールタ・ムカジーら絶賛!";s:6:"author";s:49:"ショーン・B. キャロル(著/文)…他1名";s:10:"publishers";s:18:"紀伊國屋書店";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:18:"紀伊國屋書店";s:12:"release_date";i:1497452400;}

セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるか

自然科学 ラノベ

ショーン・B. キャロル(著/文), 高橋 洋(翻訳)
発行:紀伊國屋書店

四六判   346頁 
定価 2,200円+税

ISBN 978-4-314-01147-1   C0045

書店発売日 2017年6月15日
登録日 2017年6月6日

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書評掲載情報

2017-08-13 朝日新聞  朝刊
評者:山室恭子(東京工業大学教授・歴史学)
2017-08-05 日本経済新聞  朝刊
評者:長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長)

紹介

分子から人間、ヌーの群れから生態系まで――すべては調節されている。

「生体を維持するべく体内で様々な種類の分子や細胞の数を調節する分子レベルのルールが存在するのと同様に、一定の区域における動植物の種や個体数を調節するルールがある」

本書で著者は、生命の《恒常性(ホメオスタシス)》という概念を提唱したウォルター・キャノンや、《食物連鎖》の仕組みを示して《生態学(エコロジー)》の礎を築いたチャールズ・エルトン、分子レベルの調節の原理を解き明かしたジャック・モノーほか、生物学・医学における数々の偉大な発見に至った過程を活写。生体内における分子レベルの《調節》と生態系レベルで動物の個体数が《調節》される様相とのあいだに見出した共通の法則と、蝕まれた生態系の回復に成功した実例を、卓越したストーリーテラーの才を発揮していきいきと綴っている。

E. O. ウィルソン、ニール・シュービン、シッダールタ・ムカジーら絶賛!

目次

【目次】

イントロダクション 奇跡と驚異
ルールと調節/セレンゲティ・ルール/生存するためのルール


第Ⅰ部 すべては調節されている

 第1章 からだの知恵
臆病ネコ/神経質な胃/科学者にして軍人/からだの知恵

 第2章 自然の経済
北極圏への旅/北極の食物連鎖/レミングとオオヤマネコ/生命とは食物である


第Ⅱ部 生命の論理

 第3章 調節の一般的なルール
前進と中断/細菌は何を好んで食べているのか?/酵素調節のルールを追い求めて/リプレッサの発見/二重否定論理の発見/フィードバック/生命の第二の秘密/大腸菌とゾウ

 第4章 脂肪、フィードバック、そして奇跡の菌類
フィードバックの発見/コレステロールの「ペニシリン」?/菌類から薬品へ

 第5章 踏み込まれたままのアクセルと故障したブレーキ
染色体と紙の人形/がん遺伝子の発見/調節のルールを破る/腫瘍抑制因子/論理的なセラピーと合理的な薬/汝の敵を知れ、そして殺せ


第Ⅲ部 セレンゲティ・ルール

 第6章 動物の階級社会
大地はなぜ緑なのか?/蹴っ飛ばして観察する/食物網におけるカスケード効果と二重否定論理/すべての生物が平等に創られたわけではない

 第7章 セレンゲティ・ロジック
なぜスイギュウは増えたのか?/13万トンのヌー/サイズがものを言う/野生動物のフィードバック調節/移動――食べられることなく少しでも多く食べる方法/ルールの相違と論理の同一性

 第8章 別種のがん
疫病/ヒヒの疫病/枯渇/ミッシングリンク/多すぎ、少なすぎ、やりすぎ

 第9章 6000万匹のウォールアイの投入と10年後
栄養カスケードを操作する/稚魚、幼魚、漁師/オオカミとヤナギ/必要性と十分性

 第10章 再生
失楽園/実践的なプロジェクトを探して/底辺からの再生/巨大なサラダボウル/人々の生活の発展/ゴンゴローザ万歳!

 あとがき 生きるために従うべきルール
社会的ユートピア/学ぶべき教訓

 謝辞

 訳者あとがき

 参考文献
 原註
 索引

著者プロフィール

ショーン・B. キャロル(ショーン ビー キャロル)

【著者】ショーン・B. キャロル (Sean B.Carroll)
1960年オハイオ州トレド生まれ。ウィスコンシン大学マディソン校教授。進化発生生物学(エボデボ)の第一人者で、2012年にベンジャミン・フランクリン・メダル、2016 年にルイス・トマス賞を受賞。邦訳された著書に『シマウマの縞 蝶の模様――エボデボ革命が解き明かす生物デザインの起源』(光文社)と、共著の『DNA から解き明かされる形づくりと進化の不思議』(羊土社)がある。野球とロックをこよなく愛する。

高橋 洋(タカハシ ヒロシ)

【訳者】高橋 洋 (たかはし・ひろし)
翻訳家。同志社大学文学部文化学科卒(哲学及び倫理学専攻)。訳書にドイジ『脳はいかに治癒をもたらすか』、ドゥアンヌ『意識と脳』、レイン『暴力の解剖学』、ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(以上、紀伊國屋書店)、ノルトフ『脳はいかに意識をつくるのか』(白揚社)、ダン『心臓の科学史』(青土社)、クルツバン『だれもが偽善者になる本当の理由』(柏書房)ほかがある。

上記内容は本書刊行時のものです。