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出版者情報
台湾少女、洋裁に出会う--母とミシンの60年
発行:紀伊國屋書店
四六変型判
272ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2016年10月11日
- 登録日
- 2016年9月27日
- 最終更新日
- 2016年9月30日
書評掲載情報
2016-11-20 | 日本経済新聞 朝刊 |
2016-11-20 |
読売新聞
朝刊 評者: 稲泉連(ノンフィクションライター) |
2016-10-23 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
もうひとつの「カーネーション」がここにあった!
日本統治下の1930年代の台湾に「洋裁」に夢を託した少女がいた。『主婦之友』『婦人倶楽部』…日本の婦人雑誌に魅了された少女は親の反対を押しきって、洋装店の見習いとなり、やがて戦前の東京に留学を果たす。戦後、台南に自ら洋裁学校を開校する彼女が息子に語ったオーラルヒストリーから台湾の近代が浮かび上がる。
目次
序――60年の洋裁人生
1 目覚めのころ――「洋」服という新しい響き 1931-36
2 学びのころ――洋装店見習いの日々 1936-44
3 戦中戦後の混乱を生きる 1944-53
4 独立のころ――社宅からスタートした洋裁学校 1953
5 夢中で仕事をしていた――オーダーメイドの時代 1953-6
6 路地裏で花開く洋裁学校の全盛期 1960-74
7 終わりの季節――歴史的役割の終焉 1974-94
終わりに――最後の盛装
上記内容は本書刊行時のものです。