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台湾少女、洋裁に出会う--母とミシンの60年 鄭 鴻生(著/文) - 紀伊國屋書店
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台湾少女、洋裁に出会う--母とミシンの60年 (タイワンショウジョヨウサイニデアウ ハハトミシンノロクジュウネン)

歴史・地理
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四六変型判
272ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-314-01143-3   COPY
ISBN 13
9784314011433   COPY
ISBN 10h
4-314-01143-2   COPY
ISBN 10
4314011432   COPY
出版者記号
314   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年9月27日
最終更新日
2016年9月30日
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書評掲載情報

2016-11-20 日本経済新聞  朝刊
2016-11-20 読売新聞  朝刊
評者: 稲泉連(ノンフィクションライター)
2016-10-23 毎日新聞  朝刊
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紹介

もうひとつの「カーネーション」がここにあった!
日本統治下の1930年代の台湾に「洋裁」に夢を託した少女がいた。『主婦之友』『婦人倶楽部』…日本の婦人雑誌に魅了された少女は親の反対を押しきって、洋装店の見習いとなり、やがて戦前の東京に留学を果たす。戦後、台南に自ら洋裁学校を開校する彼女が息子に語ったオーラルヒストリーから台湾の近代が浮かび上がる。

目次

序――60年の洋裁人生

1 目覚めのころ――「洋」服という新しい響き  1931-36
2 学びのころ――洋装店見習いの日々 1936-44 
3 戦中戦後の混乱を生きる 1944-53
4 独立のころ――社宅からスタートした洋裁学校 1953
5 夢中で仕事をしていた――オーダーメイドの時代 1953-6
6 路地裏で花開く洋裁学校の全盛期 1960-74
7 終わりの季節――歴史的役割の終焉 1974-94
終わりに――最後の盛装

著者プロフィール

鄭 鴻生  (テイ コウセイ)  (著/文

【著者】鄭鴻生(Zheng Hong-sheng)
1951年、台湾・台南市生まれ。
国立台湾大学哲学部卒業。在学中に「保釣運動」や大学民主化運動に参加。
緑島での兵役ののち、アメリカでコンピュータ工学を学び、修士号を取得。
現在作家兼主夫。
邦訳された著書に、『台湾68年世代、戒厳令下の青春――釣魚台運動から学園闘争、台湾民主化の原点へ』がある。

天野健太郎  (アマノ ケンタロウ)  (翻訳

【訳者】天野健太郎(あまの・けんたろう)
1971年、愛知県生まれ。京都府立大学文学部国中文専攻卒業。
2000年より国立台湾師範大学国語中心、国立北京語言大学人文学院に留学。
帰国後は中国語翻訳、会議通訳者。
また、聞文堂LLC代表として台湾の書籍を日本に紹介している。
訳書に『台湾海峡 一九四九』『歩道橋の魔術師』『日本統治時代の台湾』ほかがある。

上記内容は本書刊行時のものです。