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出版者情報
科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2013年版
構造化抄録CD-ROM付
- 書店発売日
- 2013年10月28日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
4年ぶりの大改訂となったこの度の改訂では、ステント療法の分野が追加され計6分野となり、アルゴリズムにも変更が加えられた。さらに、borderline resectable膵癌、S-1など化学療法に関するエビデンスといった最新の知見が盛り込まれ、CQ数は前版より10増加した。本書から「アルゴリズム」「CQ」
「推奨」「明日への提言」を抜粋し、スマートフォンやタブレットで閲覧できるアプリも作成した。膵癌の診療にあたる全ての医療者必携のガイドライン。
目次
本ガイドラインについて
1.本ガイドラインの目的
2.本ガイドラインを使用する場合の注意事項
3.ガイドライン作成法
4.文献検索
5.本ガイドラインの構成
6.文献レベルの分類法と推奨度(グレ-ド)分類
7.改訂
8.資金
9.利益相反
10.参考文献
11.協力者
CQ・推奨・明日への提言一覧
アルゴリズム
膵癌診断のアルゴリズム
膵癌治療のアルゴリズム
クリニカル・クエスチョン
1.診断法
CQ 1─1 膵癌のリスクファクタ-とは何か?
CQ 1─2 膵癌の発見はどのようにしたらよいか?
CQ 1─3 膵癌を疑った場合、次に行うべき検査は何か?
CQ 1─4 膵癌の診断を確定するための次のステップはどうするか?
CQ 1─5 膵癌の病期はどのように決定するか?
CQ 1─6 Borderline resectable膵癌の診断:わが国におけるborderline resectableとは?
CQ 1─7 長期予後が期待できる早期の膵癌を診断するにはどうするか?
2.外科的治療法
CQ 2─1 Stage IVa膵癌に対する手術的切除療法の意義はあるか?
CQ 2─2 腹腔洗浄細胞診陽性症例の切除の意義はあるか?
CQ 2─3 膵頭部癌に対しての膵頭十二指腸切除において、胃(全胃あるいは亜全胃)を温存する意義はあるか?
CQ 2─4 膵癌に対する門脈合併切除は予後を改善するか?
CQ 2─5 膵癌に対して拡大リンパ節・神経叢郭清の意義はあるか?
CQ 2─6 (開腹後)非切除例での予防的バイパスは推奨されるか?
CQ 2─7 膵癌に対する内視鏡的手術の意義は?
CQ 2─8 膵癌では手術例数の多い施設で治療を受けるのがよいか?
CQ 2─9 Borderline resectable膵癌の治療:わが国における外科的切除の意義は?
3.補助療法
CQ 3─1 膵癌に対する術前治療(1.化学放射線療法、2.化学療法)は推奨されるか?
CQ 3─2 膵癌の術中放射線療法は推奨されるか?
CQ 3─3 膵癌の術後化学放射線療法は推奨されるか?
CQ 3─4 術後補助化学療法を行うことは推奨されるか?
4.放射線療法
CQ 4─1 局所進行切除不能膵癌に対して推奨される一次治療は何か?
CQ 4─2 局所進行切除不能膵癌に対して推奨される化学放射線療法は何か?
CQ 4─3 局所進行切除不能膵癌に対する外部放射線療法では、どのような臨床標的体積を設定するのがよいか?
CQ 4─4 局所進行切除不能膵癌に対し、化学放射線療法前の導入化学療法の意義はあるか?
CQ 4─5 局所進行切除不能膵癌に対し術中放射線療法の効果はあるか?
CQ 4─6 放射線療法は局所進行切除不能膵癌のQOLを改善するか?
CQ 4─7 膵癌骨転移に対する放射線療法は有用か?
5.化学療法
CQ 5─1 遠隔転移を有する膵癌患者に対して化学療法は推奨されるか?
CQ 5─2 局所進行切除不能膵癌・転移病変を有する膵癌に対して推奨される一次化学療法は何か?
CQ 5─3 切除不能膵癌に対して推奨される化学療法の投与期間はどれくらいか?
CQ 5─4 切除不能膵癌に対して二次化学療法は推奨されるか?
6.ステント療法
CQ 6─1 閉塞性黄疸を伴う切除不能例に胆道ドレナ-ジは推奨されるか?
CQ 6─2 切除不能膵癌に対する胆道ドレナ-ジのアプローチルートは、経皮的と内視鏡的のどちらがよいか?
CQ 6─3 膵癌による閉塞性黄疸に対するステントの種類は何が推奨されるか?
CQ 6─4 胃十二指腸閉塞をきたした切除不能例に対する治療法は何が推奨されるか?
検索式
膵癌診療ガイドライン外部評価の結果
あとがき
索引
上記内容は本書刊行時のものです。