版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
科学的根拠に基づく乳癌診療ガイドライン ②疫学・診断編 2013年版 日本乳癌学会(編集) - 金原出版
..
【利用不可】

科学的根拠に基づく乳癌診療ガイドライン ②疫学・診断編 2013年版 (カガクテキコンキョニモトヅクニュウガンシンリョウガイドラインニエキガク シンダンヘンニレイイチサンネンバン)

医学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:金原出版
B5判
272ページ
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-307-20312-8   COPY
ISBN 13
9784307203128   COPY
ISBN 10h
4-307-20312-7   COPY
ISBN 10
4307203127   COPY
出版者記号
307   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

乳癌の「疫学・予防(CQ1~42)」「検診・診断(検診CQ1~7、画像診断CQ1~14、病理診断CQ1~14)」に関する計77のクリニカルクエスチョン(CQ)を取り上げ、それぞれのエビデンスグレードまたは推奨グレードの明示と、解説を丁寧に行った。また、最新のエビデンスに基づき、新しいCQの追加や内容のアップデートを行っている。 日本乳癌学会編集による本邦の乳癌診療の標準化に欠かせない必携の書となっている。

目次

乳癌診療ガイドライン2013年版―日本人の実情を反映した使いやすいガイドラインを目指して―
検診・診断アルゴリズム

疫学・予防
総論1:日本人女性の乳癌罹患率、乳癌死亡率の推移
総論2:日本人女性の乳癌の予後と欧米人女性の比較

●リスク-生活習慣と環境因子
 総説:食事関連要因と乳癌発症リスクとの関連
 CQ1 アルコール飲料の摂取は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ2 喫煙(受動喫煙含む)は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ3 脂肪の食餌摂取は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ4 乳製品の摂取は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ5 緑茶の摂取は乳癌発症リスクを減少させるか
 CQ6 大豆、イソフラボンの摂取は乳癌発症リスクを減少させるか
 CQ7 乳癌発症リスクを減少させるためにサプリメントを服用することは勧められるか
 CQ8 生下時体重が重いと乳癌発症リスクが高いのか
 CQ9 肥満は乳癌発症リスクと関連するか
 CQ10 成人期の高身長は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ11 初経年齢、閉経年齢は乳癌発症リスクと関連するか
 CQ12 出産は乳癌発症リスクと関連するか
 CQ13 授乳は乳癌発症リスクと関連するか
 CQ14 運動は乳癌発症リスクを減少させるか
 CQ15 夜間勤務は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ16 電磁波は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ17 乳癌発症リスクに関連する心理社会的要因はあるか

●リスク-既往歴と家族歴
 CQ18 放射線被曝は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ19 良性乳腺疾患は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ20 子宮や卵巣の良性疾患は乳癌発症のリスク因子となるか
 CQ21 乳癌家族歴は乳癌発症のリスク因子となるか

●リスク-既往治療や併用薬
 CQ22 経口避妊薬の使用は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ23 閉経後女性ホルモン補充療法は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ24 不妊治療は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ25 糖尿病の既往は乳癌発症リスクを増加させるか
 CQ26 スタチンの服用は乳癌発症リスクを減少させるか

●リスク-評価と予防
 CQ27 日本人の乳癌発症リスク評価にGailモデルは勧められるか
 CQ28 乳癌の発症を予防するために薬剤を投与することは勧められるか

●癌遺伝子診断と予防
 総説:遺伝性乳癌と遺伝学的検査、遺伝カウンセリング
 CQ29 BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性に対する乳房MRIスクリーニングは早期発見には有効か
 CQ30 BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性に対するリスク低減乳房切除術は有効か
 CQ31 BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性に対する予防的内分泌療法は有効か
 CQ32 BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性に対するリスク低減卵巣卵管切除術は有効か
 CQ33 BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性に対して卵巣癌の検診を行うことは有用か

●予後との関連
 CQ34 肥満は乳癌患者の予後に影響を及ぼすか
 CQ35 乳癌初期治療後の脂肪の食事摂取は乳癌患者の予後に影響を及ぼすか
 CQ36 身体活動は乳癌患者の予後に影響するか
 CQ37 アルコール飲料の摂取は乳癌患者の予後と関連するか
 CQ38 喫煙は乳癌患者の予後と関連するか
 CQ39 イソフラボン摂取は乳癌患者の予後に影響を与えるか
 CQ40 乳製品の摂取は乳癌患者の予後に影響を及ぼすか
 CQ41 妊娠期・授乳期の乳癌は予後が不良か

●心理社会的サポート
 CQ42 心理社会的介入は乳癌患者に有用か
●付.用語解説

検診・画像診断
総論1:日本の検診マンモグラフィの被爆について
総論2:マンモグラフィガイドラインとBI-RADSのカテゴリー分類について
総論3:初期治療後フォローアップ

●検診
 CQ1 視触診単独による乳癌検診は勧められるか
 CQ2 50歳以上に対してマンモグラフィ検診は勧められるか
 CQ3 40歳代に対してマンモグラフィ検診は勧められるか
 CQ4 マンモグラフィを併用した超音波による乳癌検診は勧められるか
 CQ5 乳癌検診においてデジタルマンモグラフィはスクリーンフィルムマンモグラフィと同等に勧められるか
 CQ6 拡散強調画像を含めた非造影MRIによる乳癌検診は勧められるか
 CQ7 FDG-PETは乳癌検診に勧められるか

●画像診断-マンモグラフィ
 CQ1 若年者に対する診療マンモグラフィは勧められるか

●画像診断-超音波
 CQ2 乳房腫瘤性病変における良悪性の鑑別に際して超音波検査は勧められるか
 CQ3 診療において超音波検査は乳癌検出手段として勧められるか
 CQ4 乳癌の臨床的腫瘤径評価に超音波検査を行うことは勧められるか
 CQ5 超音波検査におけるフローイメージングは腫瘤の良悪性の鑑別に際して勧められるか
 CQ6 超音波検査におけるエラストグラフィは腫瘤の良悪性の鑑別に際して勧められるか

●画像診断-CT・MRI
 CQ7 CT、MRIは乳房内病変の治療方針決定に勧められるか
 CQ8 CT、MRIは乳癌の広がりを診断するのに勧められるか
 CQ9 MRIはマンモグラフィを超音波で検出できない多発乳癌の検出に勧められるか

●画像診断-術前ステージング
 CQ10 術前検査として骨シンチグラフィ、肝臓超音波検査、FDG-PETは勧められるか

●画像診断-腋窩リンパ節
 CQ11 腋窩リンパ節の評価に画像診断は勧められるか

●画像診断-術前化学療法
 CQ12 術前化学療法の効果判定において画像診断は視触診に比較して有用か

●画像診断-遠隔転移
 CQ13 FDG-PETは、少なくとも何らかの再発が疑われる患者の乳癌術後の再発および転移の検出に勧められるか
 CQ14 遠隔再発時の生検は勧められるか

病理診断
総論:細胞診・針生検

●細胞診
 CQ1 穿刺吸引細胞診は乳房疾患の良悪性の判定方法として勧められるか

●針生検
 CQ2 針生検は乳房疾患の良悪性の判定方法として勧められるか

●吸引式乳房組織生検
 CQ3 石灰化を伴う非触知乳癌の確定診断にステレオガイド下吸引式乳房組織生検は勧められるか

●浸潤性乳管癌の病理学的悪性度
 CQ4 治療方針決定に浸潤性乳管癌の病理学的悪性度の評価は勧められるか

●術前化学療法と組織学的治療、効果判定
 CQ5 術前化学療法後、病理組織学的に治療効果を判定することは勧められるか

●ホルモン受容体
 CQ6 内分泌療法の適応決定に際してホルモン受容体の検索は勧められるか
 CQ7 免疫組織化学的方法によるホルモン受容体の判定はどのように行えばよいか

●HER2検査
 CQ8 HER2検査は乳癌の治療方針決定に勧められるか
 CQ9 HER2検査として免疫組織化学的方法は勧められるか
 CQ10 HER2検査としてin situ hybridization法は勧められるか

●断端検索
 CQ11 乳房温存手術において、病理組織学的断端検索は勧められるか
 CQ12 乳房温存手術において、術中病理組織診断による断端検索は勧められるか

●センチネルリンパ節
 CQ13 センチネルリンパ節の病理学的検索は勧められるか

略語一覧
索引

上記内容は本書刊行時のものです。