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出版者情報
地域の足を支える コミュニティーバス・デマンド交通
発行:鹿島出版会
A5判
200ページ
定価
2,300円+税
- 書店発売日
- 2017年7月6日
- 登録日
- 2017年4月27日
- 最終更新日
- 2017年7月3日
紹介
利用者ニーズに適した交通政策の実施、きめの細かい公共交通事業運営に向け、これまでの政策と制度の変遷を踏まえ、コミュニティーバスの現状と課題、導入事例が増えているデマンド型輸送の現状と課題について整理し、地域公共交通確保維持改善事業との関係、二部料金制の導入の是非等についても言及した読本。
目次
第Ⅰ部 コミュニティーバスの誕生とムーバスの成功
1. コミュニティーバスとは
コミュニティーバスの種類と変遷 / ムーバスの誕生
2. 地方都市のコミュニティーバス
草津・栗東・守山くるっとバス / 京丹後市営バス / 奈良県十津川村の奈良交通委託の村営バス
3. 住民主体のコミュニティーバス
醍醐コミュニティーバス / 生活バスよっかいち
4. コミュニティーバスの課題
廃止されたコミュニティーバス / 利用が低迷するコミュニティーバスの特徴 / コミュニティーバスを有効に機能させるための課題
5. バス車両を用いた貨物輸送
誕生する背景と実施事例 / バス車両による貨物輸送が成立する条件と課題
第Ⅱ部 デマンド型輸送の現状と課題
6. デマンド型輸送
デマンド型輸送が誕生する背景 / 交通政策基本法の成立 / 高知県の事例 / 滋賀県の事例 / 三重県玉城町の元気バス
7. 安易にデマンド型交通を導入させない対策
デマンド型公共交通の問題点 / MM(モビリティー・マネジメント)の導入 / 二部料金制の採用 / 持続可能な地域をめざして / 筆者が考える過疎地の公共交通の姿
上記内容は本書刊行時のものです。