版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
なぜ生きる意味が感じられないのか 泉谷 閑示(著/文) - 笠間書院
.
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3 詳細画像 4
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
直接取引:なし
返品の考え方: 返品フリー

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

なぜ生きる意味が感じられないのか (ナゼイキルイミガカンジラレナイノカ) 満ち足りた空虚について (ミチタリタクウキョニツイテ)

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:笠間書院
四六判
200ページ
並製
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-305-70969-1   COPY
ISBN 13
9784305709691   COPY
ISBN 10h
4-305-70969-4   COPY
ISBN 10
4305709694   COPY
出版者記号
305   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年10月5日
書店発売日
登録日
2022年8月5日
最終更新日
2022年9月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

【概 要】
なぜ学校に行くのか、
なぜ仕事をするのか、
そもそもなぜ生きるのか……?
物質的な不足や社会的な不自由さがない状況で抱く「空虚感」とどう向き合うかを考える一冊。

本書は、「人生に意味を見出せない」という実存的な悩みを持つ若い読者へ、現代社会に蔓延する「満ち足りた空虚感」の根底にあるものを一つずつ解き明かし、人間らしく生きるためにはどうしたらよいかを考えます。モノや情報で溢れる世界で抱く「虚しさ」「無気力」の正体とは? 情報過多なコミュニケーションによって失いつつあるものとは? 効率主義によって見落とされているものとは? 待つ力、信じる力、憧れる力を取り戻すには? 不条理なこの世界で生きるために必要なこととは? 神話や哲学、文学や芸術などで活躍した先人たちの知恵をヒントにひも解いていきます。

【目 次】
はじめに

第1章 現代の空虚とは
時代の変遷と空虚の問題
現代はどんな時代か
「生きる意味が感じられない」という苦悩
「満ち足りている」のに「満たされない」心
先が見えないという不安・先が見えたという絶望

第2章 現代人は進歩したのだろうか
情報過多がもたらすもの
オーヴァー・コミュニケーションの弊害
内省の軽視からメメント・モリへ
文化の菲薄化・幼稚化
神話を失った現代人

第3章 無気力病の背景
「面倒くさい」はどこから来るのか
行き過ぎた効率重視
インスタント病
「たかを括る」ことで失われる「経験」

第4章 憧れの喪失
憧れに生きるモデルの不在
奥行きのないものによる気晴らし
舞台裏を見せ過ぎることの問題点
バブル経済の負の遺産
本物が伝えられていない

第5章 幻滅と諦め
〝ロゴス・クラッシャー〞による不条理に満ちた世界
「ロゴス」が壊されると人はどうなるのか
「荒れ地」としての現代
踏み込まない・踏み込ませないという心理
牙を抜かれた人々
 
第6章 空虚からの脱却
第2楽章のペシミズムの先にあるもの
人間の変化成熟過程
ペシミズムの泥沼化
「ロゴス」を取り戻す

第7章 人間であり続けるために
「考えない」から「真正面から考える」へ
純粋さを死守する
永遠にして女性的なるもの
待つ力・信じる力・憧れる力を取り戻す
どこまでも「ロゴス」の側に立つということ
目に見えぬものの大切さ
愛する存在としての人間

おわりに

目次

【目 次】
はじめに

第1章 現代の空虚とは
時代の変遷と空虚の問題
現代はどんな時代か
「生きる意味が感じられない」という苦悩
「満ち足りている」のに「満たされない」心
先が見えないという不安・先が見えたという絶望

第2章 現代人は進歩したのだろうか
情報過多がもたらすもの
オーヴァー・コミュニケーションの弊害
内省の軽視からメメント・モリへ
文化の菲薄化・幼稚化
神話を失った現代人

第3章 無気力病の背景
「面倒くさい」はどこから来るのか
行き過ぎた効率重視
インスタント病
「たかを括る」ことで失われる「経験」

第4章 憧れの喪失
憧れに生きるモデルの不在
奥行きのないものによる気晴らし
舞台裏を見せ過ぎることの問題点
バブル経済の負の遺産
本物が伝えられていない

第5章 幻滅と諦め
〝ロゴス・クラッシャー〞による不条理に満ちた世界
「ロゴス」が壊されると人はどうなるのか
「荒れ地」としての現代
踏み込まない・踏み込ませないという心理
牙を抜かれた人々
 
第6章 空虚からの脱却
第2楽章のペシミズムの先にあるもの
人間の変化成熟過程
ペシミズムの泥沼化
「ロゴス」を取り戻す

第7章 人間であり続けるために
「考えない」から「真正面から考える」へ
純粋さを死守する
永遠にして女性的なるもの
待つ力・信じる力・憧れる力を取り戻す
どこまでも「ロゴス」の側に立つということ
目に見えぬものの大切さ
愛する存在としての人間

おわりに

著者プロフィール

泉谷 閑示  (イズミヤ カンジ)  (著/文

泉谷 閑示(いずみや・かんじ)
精神科医、思想家、作曲家、演出家。
1962年秋田県生まれ。東北大学医学部卒業。パリ・エコールノルマル音楽院留学。同時にパリ日本人学校教育相談員を務めた。現在、精神療法を専門とする泉谷クリニック(東京/広尾)院長。
大学・企業・学会・地方自治体・カルチャーセンター等での講義、講演のほか、国内外のTV・ラジオやインターネットメディアにも多数出演。また、舞台演出や作曲家としての活動も行ない、CD「忘れられし歌 Ariettes Oubliées」(KING RECORDS)、横手市民歌等の作品がある。
著著としては、『「普通」がいいという病』『反教育論 ~猿の思考から超猿の思考へ』(講談社現代新書)、『あなたの人生が変わる対話術』(講談社+α文庫)、『仕事なんか生きがいにするな ~生きる意味を再び考える』『「うつ」の効用 ~生まれ直しの哲学』(幻冬舎新書)、『「私」を生きるための言葉 ~日本語と個人主義』(研究社)、『「心=身体」の声を聴く』(青灯社)、『思考力を磨くための音楽学』(yamaha music media)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。