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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:28:"近代日中語彙交流史 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-305-70850-2";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:1342:"相互的な性質を持つ、日本と中国の異言語語彙交流の史実がわかる本。 漢字による新語造出のメカニズムや、表意文字としての漢字語の異言語交流の流布・受容の過程を、言語接触という言語学的な観点から解明する書。漢字文化圏の新しい漢字語には、アジアの近代の真実が潜んでいる。名著の新装版! 【本書は、近代以降の日中間の語彙交流の史実を研究の対象とするものである。ここで言う「近代における日中問の語彙交流の史実」とは、両言語相互間にみられる、語彙の流入、受容、定着――或いは淘汰、自国語の語彙体系の中に組み込まれたときに生じる語義の変化という意味において解されるべきであろう。しかしその全体にわたる考察は、現在のところ不可能である。本書は、中国語の立場に立ち、近代以降、中国語に入ってきた日本語の語彙に焦点を絞り、その流入の時期、経路、受容の方法、定着(或いは淘汰)のプロセス、語彙の変化、及びその外来語としての特異性などについて考察を試み、個別事例から一般性のある法則に近づこうとするものである。】……序論より";s:6:"author";s:19:"沈 国威(著/文)";s:10:"publishers";s:12:"笠間書院";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"笠間書院";s:12:"release_date";i:1499094000;}

近代日中語彙交流史 新漢語の生成と受容 改訂新版新装版

語学・辞事典 ラノベ

沈 国威(著)
発行:笠間書院

A5判   488頁  並製
価格 3,800円+税

ISBN 978-4-305-70850-2   C0081
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年6月
書店発売日 2017年7月4日
登録日 2017年6月6日

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紹介

相互的な性質を持つ、日本と中国の異言語語彙交流の史実がわかる本。
漢字による新語造出のメカニズムや、表意文字としての漢字語の異言語交流の流布・受容の過程を、言語接触という言語学的な観点から解明する書。漢字文化圏の新しい漢字語には、アジアの近代の真実が潜んでいる。名著の新装版!

【本書は、近代以降の日中間の語彙交流の史実を研究の対象とするものである。ここで言う「近代における日中問の語彙交流の史実」とは、両言語相互間にみられる、語彙の流入、受容、定着――或いは淘汰、自国語の語彙体系の中に組み込まれたときに生じる語義の変化という意味において解されるべきであろう。しかしその全体にわたる考察は、現在のところ不可能である。本書は、中国語の立場に立ち、近代以降、中国語に入ってきた日本語の語彙に焦点を絞り、その流入の時期、経路、受容の方法、定着(或いは淘汰)のプロセス、語彙の変化、及びその外来語としての特異性などについて考察を試み、個別事例から一般性のある法則に近づこうとするものである。】……序論より

目次

謝 辞
改訂新版にあたって

■研究編

序 論
1 本書の基本姿勢と範囲
2 いわゆる「近代」という時期について

第一章 日本語借用語研究概説
1 日本語借用語とはなにか
2 日本語借用語の弁別について

第二章 日本語借用語の研究史
1 初期の研究について
2 50年代以降の研究について

第三章 日本語との出会い
―近代前期における中国の知識人と日本語
1 はじめに
2 羅森の『日本日記』とその語彙
3 何如璋らの日本探訪記録とその語彙
4 葉慶頤の「事物異名」とその語彙
5 傅雲龍の『遊歴各国図経餘記』とその語彙
6 黄遵憲の日本考察とその語彙
7 おわりに

第四章 西学東漸と日本語借用語
―英華辞書類を中心に
1 19世紀の英華辞書類
2 『英華字典』について
3 『英華字典』の訳語と日本語借用語
4 キリスト用語と日本語借用語
5 「鉛筆」という語について
6 英華辞書の限界
7 英和辞書の役割について
8 おわりに

第五章 中国語における日本語の受容について
1 「関係」という語について
2 「影響」という語について
3 おわりに

■語誌編

亜鈴/演技/音符/戒厳令/開発/掛図/加速度/官能/画報/揮発/休止符/吸盤/曲線美/緊縮/空想/傾向/化粧/血圧計/結晶/幻覚/幻想/現行犯/公安/公園/構思/構図/構想/後天/先天/合金/国粋/国防/個人/個性/古生代/再現/撮(攝)影/惨劇/散漫/司会/時間表/色盲/市民/情緒/焦点/衝動/商標/叙事詩/抒情詩/人身攻撃/人道主義/水彩画/推進器/水族館/性格/赤化/設備/旋律/存在/第一印象/体温計/体系/体験/体制/対質/対立/惰性/弾性/中和/聴診器/超人/調整/張力/通信員/通信社/通信網/積木/塗料/内耳/軟骨/肉感/年鑑/二律背反/排水量/派出所/発電機/発動機/反映/版権/馬糞紙/備忘録/百科全書/貧民窟/沸点/分泌/偏執狂/変態/保健/本能/巻揚機/免疫/裸体画

■資料編

1 『漢語外来詞詞典』の日本語借用語一覧
2 『現代漢語外来詞研究』の日本語借用語一覧
3 王立達(1958)の日本語借用語一覧
4 譚汝謙(1977)の日本語借用語一覧
5 余又蓀(1935)の日本語製訳語一覧

補注

参考文献・資料一覧
初版あとがき
改訂新版あとがき
事項索引/語彙索引

著者プロフィール

沈 国威(シン コクイ)

1954年、中国遼寧省に生まれる。
1991年3月、大阪大学文学研究科博士課程単位取得、満期退学。博士(文学)。神戸松蔭女子学院大学講師等を経て、現在、関西大学外国語学部教授。
主な著書に、『近代日中語彙交流史―新漢語の生成と受容 』笠間書院(1994)、『「新爾雅」とその語彙』白帝社(1995)、『植学啓原と植物学の語彙』関西大学出版部(2000)、『電脳による中国語研究のススメ』白帝社(2000)等。
共編著に、『『六合叢談』(1857-58)の学際的研究』白帝社(1999)、『近代啓蒙の足跡—智環啓蒙塾課初歩(1856)の研究 』関西大学出版部(2002)、『遐邇貫珍の研究』関西大学出版部(2004)、『遐邇貫珍―附解題、索引』中文版・上海辞書出版社(2005)、『六合叢談研究』中文版・上海辞書出版社(2006)、『近代中日词汇交流研究』中華書局(2010)、『厳復與科学』鳳凰出版社(2017)等がある。

上記内容は本書刊行時のものです。