版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
a:9:{s:12:"shoshi_title";s:31:"川端康成スタディーズ ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-305-70822-9";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:2044:"20世紀ノーベル賞作家、川端康成をどのように解釈、あるいは再解釈してゆけるのか。文学・美術・映画、あらゆる分野から巨人を分析し、既成の批評神話の超越を目指す。今世紀以降も読み直し、翻訳や考察を続行してゆくために、何をどうしていけばいいのか。 パリで開催された「川端康成」の国際シンポジウムをもとに、ヨーロッパ・アメリカ・アジアの執筆者が大集結。近代の文化遺産、KAWABATAを、世界の舞台に再生する。 特別寄稿、多和田葉子・四方田犬彦。川端研究史上初、志村三代子による川端原作映画の紹介事典付。 執筆は、坂井セシル/多和田葉子/川端香男里/ジャン=ノエル・ロベール/平中悠一/アーロン・ジェロー/スティーブン・ドッド/和田博文/仁平政人/李征/鈴木登美/ジョルジョ・アミトラーノ/田村充正/金井景子/イルメラ・日地谷=キルシュネライト/紅野謙介/十重田裕一/マイケル・ボーダッシュ/四方田犬彦/志村三代子/兪在真/黃翠娥/信國奈津子/坂上弘。 【一九六八年に日本文学史上初めての文学ノーベル賞を受賞した作家の研究が、没後約45年経った現在、国際的な場で再考察されるのはごく自然なことであろう。この再考察は既成の文学研究の蓄積をふまえながら、批評方法をさらに批評してゆき、新しい視野を開拓してゆく所に目標がある。大きく分けて、作家の同時代的で実験的な創作法、つまりモダニズムと、日本の伝統的な美学や慣習に修飾を求める表現法、つまり伝統主義の両方を、批評的な神話と捉えて、それらを超越してゆく観点を編み出してゆくのが、本書のねらいである】…序文「川端研究の新しい広場を作るために」より";s:6:"author";s:29:"坂井 セシル()…他23名";s:10:"publishers";s:12:"笠間書院";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"笠間書院";s:12:"release_date";i:1483628400;}

川端康成スタディーズ 21世紀に読み継ぐために

文芸 ラノベ

坂井 セシル(編著 | 編著), 紅野 謙介(編著 | 編著), 十重田 裕一(編著 | 編著), マイケル・ボーダッシュ(編著 | 編著), 和田 博文(編著 | 編著), 多和田 葉子(著), 川端 香男里(著), ジャン=ノエル・ロベール(著), 平中 悠一(翻訳), アーロン・ジェロー(著), スティーブン・ドッド(著), 李征(著), 仁平 政人(著), 鈴木 登美(著), ジョルジョ・アミトラーノ(著), 田村 充正(著), 金井 景子(著), イルメラ・日地谷=キルシュネライト(著), 四方田 犬彦(著), 志村 三代子(著), 兪在真(著), 黃翠娥(著), 信國 奈津子(著), 坂上 弘(著)
発行:笠間書院

A5判   312頁  並製
価格 3,200円+税

ISBN 978-4-305-70822-9   C0095
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2016年12月
書店発売日 2017年1月6日
登録日 2016年12月5日

このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2017-06-25 語文  156号
評者:山岸郁子
2017-03-17 週刊読書人  第3181号
2017-02-24 東京新聞/中日新聞  
評者:「大波小波」欄にて

紹介

20世紀ノーベル賞作家、川端康成をどのように解釈、あるいは再解釈してゆけるのか。文学・美術・映画、あらゆる分野から巨人を分析し、既成の批評神話の超越を目指す。今世紀以降も読み直し、翻訳や考察を続行してゆくために、何をどうしていけばいいのか。
パリで開催された「川端康成」の国際シンポジウムをもとに、ヨーロッパ・アメリカ・アジアの執筆者が大集結。近代の文化遺産、KAWABATAを、世界の舞台に再生する。

特別寄稿、多和田葉子・四方田犬彦。川端研究史上初、志村三代子による川端原作映画の紹介事典付。

執筆は、坂井セシル/多和田葉子/川端香男里/ジャン=ノエル・ロベール/平中悠一/アーロン・ジェロー/スティーブン・ドッド/和田博文/仁平政人/李征/鈴木登美/ジョルジョ・アミトラーノ/田村充正/金井景子/イルメラ・日地谷=キルシュネライト/紅野謙介/十重田裕一/マイケル・ボーダッシュ/四方田犬彦/志村三代子/兪在真/黃翠娥/信國奈津子/坂上弘。

【一九六八年に日本文学史上初めての文学ノーベル賞を受賞した作家の研究が、没後約45年経った現在、国際的な場で再考察されるのはごく自然なことであろう。この再考察は既成の文学研究の蓄積をふまえながら、批評方法をさらに批評してゆき、新しい視野を開拓してゆく所に目標がある。大きく分けて、作家の同時代的で実験的な創作法、つまりモダニズムと、日本の伝統的な美学や慣習に修飾を求める表現法、つまり伝統主義の両方を、批評的な神話と捉えて、それらを超越してゆく観点を編み出してゆくのが、本書のねらいである】…序文「川端研究の新しい広場を作るために」より

目次

川端研究の新しい広場を作るために▼坂井セシル

○巻頭エッセイ
雪の中で踊るたんぽぽ▼多和田葉子

第1部 川端康成のアクチュアリティー

1 川端康成と21世紀文学―カノンの効果をめぐって▼坂井セシル
1 川端文学再読の意味/2 作家の運動/3 実態対制度化/4 翻訳の功績/5 作品批評としてのパロデイ/6 モチーフの繁殖、作品の繁栄/7 終わりに
2 川端康成、コレクションと資料の現在▼川端香男里
1 「コレクション」としての全集/2 教育装置としての「コレクション」/3 残された課題
3 川端―日本語と仏教▼ジャン=ノエル・ロベール[平中悠一/訳]
4 川端と映画―「文学的」と「映画的」の近代▼アーロン・ジェロー

第2部 モダニズム再考―その時代性と実験性

1 一九二〇年代のモダニズムと政治―川端、横光の比較から▼スティーブン・ドッド
1 イントロダクション/2 政治/3 モダニズム/4 revolutionの二つの面/5 結論
2 東京―浅草の都市空間―「浅草紅団」の未完性▼和田博文
1 浅草イメージの間テクスト性/2 映画表現と言語表現の交通/3 都市の断片と、同時代読者の心象地図/4 浅草の「底の知れない流れ」と小説の未完性
3 川端康成における心霊学とモダニズム▼仁平政人
1 心霊学とモダニズムの結びつき/2 フラマリオン受容と「白い満月」/3 「慰霊歌」と「抒情歌」/4 終わりに
4 モダニズムと身体―川端康成『雪国』における旅の意味を中心に▼李征
1 「書物」と身体/2 「鏡像」と身体/3 「天の河」と身体

第3部 問題としての伝統―言語・身体・ジェンダー

1 川端康成の文章観・国語観・古典観―『新文章読本』と文学史の系譜づくり▼鈴木登美
1 はじめに―川端康成の文章論と戦後の再出発/2 『新文章読本』と歴史の感覚/3 横光利一の文章変遷史と川端の「国語」観/4 谷崎潤一郎『文章読本』と川端の文章観/5 戦後の川端と『源氏物語』/(附)戦後川端・谷崎関連略年表
2 聞こえざる響き―『山の音』におけるナラションと撞着法▼ジョルジョ・アミトラーノ[平中悠一/訳]
3 川端康成「山の音」と小津安二郎監督『晩春』の詩学における〈日本〉▼田村充正
1 終戦からまもない鎌倉/2 日常生活の美と神秘/3 韻律としての映像/4 「山の音」の詩的構造
4 「初老の男」の想像力―『山の音』のジェンダー編成▼金井景子
1 しゃべり続ける男としての信吾/2 言葉敵としての女たち/3 特別な稽古の始まり
5 身体と実験―川端文学における不具者の美学▼イルメラ・日地谷=キルシュネライト
1 純粋の要素と美の逆説/2 身体障害と静かな諦めの美/3 目に見える障害と目に見えない障害/4 ジェンダーを反映した障害とジェンダーを反映した理解/5 身体と実験/6 逆説と挑発の美学に向けて

第4部 文学の政治学

1 「代作」と文学の共同性▼紅野謙介
1 「代作」という現象/2 このテクストは誰が書いたのか/3 編集者としての作家/4 自分で自分を編集する
2 占領期日本の検閲と川端康成の創作―「過去」「生命の樹」「舞姫」を中心に▼十重田裕一
1 二つの検閲下の創作活動/2 占領と戦争を描く「過去」「生命の樹」への事前検閲/3 事後検閲の時期における「舞姫」とメディア規制の力学/4 占領下の出版活動
3 冷戦時代における日本主義と非同盟の可能性―『美しい日本の私』再考察▼マイケル・ボーダッシュ
1 第一世界のサイデンステッカーと川端/2 鉄のカーテンの向こう側/3 川端と第三世界

第5部 川端康成原作映画へのアプローチ
『伊豆の踊子』映画化の諸相▼四方田犬彦
川端康成原作映画事典▼志村三代子

1 狂った一頁 衣笠貞之助 一九二六年
2 浅草紅団 高見貞衛 一九三〇年
3 恋の花咲く 伊豆の踊子 五所平之助 一九三三年
4 水上心中 勝浦仙太郎 一九三四年
5 乙女ごゝろ三人姉妹 成瀬己喜男 一九三五年
6 舞姫の暦 佐々木康 一九三五年
7 有りがとうさん 清水宏 一九三六年
8 女性開眼 沼波功雄 一九三九年
9 舞姫 成瀬己喜男 一九五一年
10 めし 成瀬己喜男 一九五一年
11 浅草紅団 久松静児 一九五二年
12 千羽鶴 吉村公三郎 一九五二年
13 浅草物語 島耕二 一九五三年
14 山の音 成瀬己喜男 一九五四年
15 伊豆の踊子 野村芳太郎 一九五四年
16 母の初恋 久松静児 一九五四年
17 川のある下町の話 衣笠貞之助 一九五五年
18 虹いくたび 島耕二 一九五六年
19 東京の人 西河克己 一九五六年
20 雪国 豊田四郎 一九五七年
21 女であること 川島雄三 一九五八年
22 風のある道 西河克己 一九五九年
23 伊豆の踊子 川頭義郎 一九六〇年
24 古都 中村登 一九六三年
25 伊豆の踊子 西河克己 一九六三年
26 美しさと哀しみと 篠田正浩 一九六五年
27 雪国 大庭秀雄 一九六五年
28 女のみづうみ 吉田喜重 一九六六年
29 伊豆の踊子 恩地日出夫 一九六七年
30 眠れる美女 吉村公三郎 一九六八年
31 日も月も 中村登 一九六九年
32 千羽鶴 増村保造 一九六九年
33 伊豆の踊子 西河克己 一九七四年
34 古都 市川崑 一九八〇年
35 美しさと哀しみと ジョイ・フルーリー 一九八五年
36 オディールの夏 クロード・ミレール 一九九四年
37 眠れる美女 横山博人 一九九五年
38 眠れる美女 ヴァディム・グロウナ 二〇〇六年
39 夕映え少女 オムニバス 二〇〇八年
  (1)イタリアの歌 山田咲 二〇〇八年
  (2)むすめごころ 瀬田なつき 二〇〇八年
  (3)浅草の姉妹 吉田雄一郎 二〇〇八年
  (4)夕映え少女 船曳真珠 二〇〇八年
40 掌の小説 オムニバス 二〇一〇年
  第一話 笑わぬ男 三宅伸行 二〇一〇年
  第二話 有難う 岸本司 二〇一〇年
  第三話 日本人アンナ 坪川拓史 二〇一〇年
  第四話 不死 高橋雄弥 二〇一〇年
41 スリーピング・ビューティ―禁断の悦び― ジュリア・リー 二〇一一年
42 古都 Yuki Saito 二〇一六年

第6部 世界のなかの川端康成―ヨーロッパ・アメリカ・アジアの最新動向紹介
①フランス編▼坂井セシル
②ドイツ編▼イルメラ・日地谷=キルシュネライト
③アメリカ・イギリス編▼マイケル・ボーダッシュ
④中国編▼李征
⑤韓国編▼兪在真
⑥台湾編▼黄翠娥
⑦日本編▼仁平政人

●参考資料 
○日本近代文学館・パリ日本文化会館共催「川端康成と『日本の美』―伝統とモダニズム」展の記録
・ヨーロッパで初めての本格的な日本の文学者の展覧会を、どう開催したか(日本近代文学館〔事務局・信國奈津子〕)
・川端康成記念会挨拶(オープニングレセプション)〔川端康成記念会理事長 川端香男里〕
・日本近代文学館挨拶(オープニングレセプション)(代読)〔日本近代文学館理事長 坂上弘〕
○川端康成略年譜〔笠間書院編集部編〕1899〜2016
※ 一般的な事項に加え、本書の記述を追記したもの。

あとがき
執筆者略歴

著者プロフィール

坂井 セシル(サカイ セシル)

パリディドロ大学教授。日本近現代文学。著書にHistoire de la littérature populaire japonaise 1900-1980, Paris, L’Harmattan, 1987 (『日本の大衆文学』朝比奈弘治訳、平凡社、フランス.ジャポノロジー叢書、1997年)、Kawabata le clair-obscur – Essai sur une écriture de l’ambiguïté, (明暗の川端―曖昧性のエクリチュールに関するエッセー)Paris, Presses Universitaires de France, 2001, rééd. 2014. 他、日本近現代文学についての論文、翻訳、多数。

紅野 謙介(コウノ ケンスケ)

日本大学文理学部教授。著書に『検閲と文学―一九二〇年代の攻防』(河出書房新社、2010年)、『物語岩波書店百年史―「教養」の誕生』(岩波書店、2013年)、『検閲の帝国 文化の統制と再生産』(共編著、新曜社、2014年)など。

十重田 裕一(トエダ ヒロカズ)

早稲田大学文学学術院教授。著書に『「名作」はつくられる―川端康成とその作品』(NHK出版、2009年)、『岩波茂雄―低く暮らし、高く思ふ』(ミネルヴァ書房、2013年)、『占領期雑誌資料大系 文学編』全5巻(共編著、岩波書店、2009〜2010年)など。

マイケル・ボーダッシュ(マイケルボーダッシュ)

シカゴ大学・東アジア言語文化研究科・教授。著書に『さよならアメリカ、さよならニッポン』(奥田祐士訳、白夜書房、2012年)、The Dawn That Never Comes: Shimazaki Tōson and Japanese Nationalism, Columbia University Press, 2003. Linguistic Turn in Contemporary Japanese Literary Studies: Politics, Language, Textuality, University of Michigan Center for Japanese Studies, 2010(編著)など。

和田 博文(ワダ ヒロフミ)

東洋大学教授。著書に『資生堂という文化装置 1872―1945』(岩波書店、2011年)、『シベリア鉄道紀行史―アジアとヨーロッパを結ぶ旅』(筑摩選書、2013年)、『海の上の世界地図―欧州航路紀行史』(岩波書店、2016年)など。

多和田 葉子(タワダ ヨウコ)

作家。著書に『雲をつかむ話』(講談社、2012年)、『言葉と歩く日記』(岩波新書、2013年)、『献灯使』(講談社、2014年)など。

川端 香男里(カワバタ カオリ)

東京大学名誉教授。川端康成記念会理事長。ロシア文学・比較文学。著書に『薔薇と十字架―ロシア文学の世界』(青土社、1981年)、『ロシア文学史』(岩波書店、1986年)、『ユートピアの幻想』(講談社、1993年)など。

ジャン=ノエル・ロベール(ジャンノエル・ロベール)

コレージュ・ド・フランス教授、兼フランス国立高等研究院教授、コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所所長。著書にLes doctrines de l’École japonaise Tendai au début du IXe siècle : Gishin et le « Hokke-shû gi shû » (9世紀初頭日本の天台宗の教義―義真と法華宗義集), Paris, Maisonneuve et Larose, 1990. Le Sûtra du Lotus, suivi du Livre des sens innombrables et du Livre de la contemplation de Sage-Universel(『法華経』仏語訳), Paris, Fayard, 1997. La Centurie du Lotus : Poèmes de Jien (1155-1225) sur le Sûtra du Lotus(法華経をめぐる慈円(1155−1225)のうた), Paris, Collège de France, 2008. など。

平中 悠一(ヒラナカ ユウイチ)

作家。翻訳に、パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』(作品社、2011年)、ダニエル・ストリューヴ「源氏を訳す」(『日仏翻訳交流の過去と未来』大修館書店、2014年)、パトリック・モディアノ『迷子たちの街』(作品社、2015年)など。

アーロン・ジェロー(アーロンジェロー)

イエール大学教授。映画・メディア史研究家。著書にKitano Takeshi, BFI, 2007. A Page of Madness: Cinema and Modernity in 1920s Japan, Center for Japanese Studies, University of Michigan, 2008. Visions of Japanese Modernity: Articulations of Cinema, Nation, and Spectatorship, 1895–1925, University of California Press, 2010. など。

スティーブン・ドッド(スティーブンドッド)

ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS)言語・文化学部日本韓国学科教授。著書にWriting Home: Representations of the Native Place in Modern Japanese Literature, Harvard University Press, 2004.“History in the Making: Negotiations between History and Fiction in Tanizaki Jun’ichirô’s “A Portrait of Shunkin,”” in Japan Review 24 (Summer, 2012): pp. 147-164. The Youth of Things: Life and Death in the Age of Kajii Motojirô, Hawai'i University Press, 2014. など。

李征(リセイ)

復旦大学教授。著書に『表象としての上海:日本と中国の新感覚派文学運動に関する比較文学的研究』(東洋書林、2001年)、『都市空間の叙述形態:日本近代小説文体研究』(復旦大学出版社、2012年)、論文に「一九三二年の上海 : 戦争・メディア・文学」(『アジア遊学』第167号、勉誠出版、2013年)など。

仁平 政人(ニヘイ マサト)

弘前大学教育学部講師。著書に『川端康成の方法―二〇世紀モダニズムと「日本」言説の構成』(東北大学出版会、2011年)、『太宰へのまなざし―文学・語学・教育―』(共著、弘前大学出版会、2013年)、『寺山修司という疑問符』(共編著、弘前大学出版会、2014年)など。

鈴木 登美(スズキ トミ)

コロンビア大学東アジア言語文化学部教授。著書に『語られた自己―日本近代の私小説言説』(岩波書店、2000年)、『創造された古典―カノン形成・国民国家・日本文学』(共編著、新曜社、1999年)、Cambridge History of Japanese Literature, Cambridge University Press, 2016(共編著) など。

ジョルジョ・アミトラーノ(ジョルジョ アミトラーノ)

ナポリ東洋大学教授。著書に『『山の音』こわれゆく家族』(みすず書房、2007年)、The New Japanese Novel – Popular Culture and Literary Tradition in the Works of Murakami Haruki and Yoshimoto Banana, Kyoto, Italian School of East Asian Studies, 1996. Kawabata Yasunari, Romanzi e racconti, Milano, Mondadori(川端康成選集、監修本)2003. 他、訳書に、川端康成、中島敦、井上靖、村上春樹、よしもとばなななど多数、日本近現代文学・文化について論文、多数。

田村 充正(タムラ ミツマサ)

静岡大学教授。著書に『「雪国」は小説なのか―比較文学試論―』(中央公論新社、2002年)、『川端文学の世界 全5巻』(共編著、勉誠出版、1999年)、『川端康成作品論集成 第八巻「山の音」』(編著、おうふう、2013年)など。

金井 景子(カナイ ケイコ)

早稲田大学教授。著書に『声の力と国語教育』(共編著、学文社、2007年)、『コレクション・モダン都市文化 第47巻 女学校と女子教育』(編著、ゆまに書房、2009年)、『浅草文芸ハンドブック』(共著、勉誠出版、2016年)など。

イルメラ・日地谷=キルシュネライト(イルメラ ヒジヤ キルシュネライト)

ベルリン自由大学教授、フリードリッヒ・シュレーゲル文学研究大学院院長。著書にMishima Yukios Roman ‘Kyōko no ie’ – Versuch einer intratextuellen Analyse. Wiesbaden, Harrassowitz 1996; Selbstentblößungsrituale. Wiesbaden, Steiner 1981, 新版 Munich, Iudicium 2005.(『私小説―自己暴露の儀式』三島憲一など訳、平凡社、1992年)、Rituals of Self-Revelation, Cambridge, Harvard UP, 1996. Ausgekochtes Wunderland: Japanische Literatur lesen. Munich, text+kritik, 2008. など。

四方田 犬彦(ヨモタ イヌヒコ)

比較文化・映画研究家。著書に『犬たちの肖像』(集英社、2015年)、『署名はカリガリ―大正時代の映画と前衛主義』(新潮社、2016年)、『母の母、その彼方に』(新潮社、2016年)など。

志村 三代子(シムラ ミヨコ)

都留文科大学准教授。著書に『映画人・菊池寛』(藤原書店、2013)、論文に「ふたつの『千羽鶴』―映画の宿命に抗して」(中村三春編『映画と文学―交響する想像力』森話社、2016)、「『羅生門』から『ゴジラ』へ―輸出映画のホープを目指して―」(岩本憲児編『日本映画の海外進出―文化戦略の歴史』森話社、2015)など。

兪在真(ユジェジン)

高麗大学校日語日文学科副教授。著書に『京城の日本語探偵小説 探偵趣味』(図書出版ムン、2012年)、『改訂版 堀辰雄とモダニズム』(ヨッラック、2015年)、『東アジアの大衆化社会と日本語文学』(ヨッラック、2016年)など。

黃翠娥(コウスイガ)

輔仁大学日本語文学科教授。著書に『川端文芸の世界』(豪峰出版、2000 年)、『日本近現代文学と中国』(致良出版、2010年)など。

信國 奈津子(ノブクニ ナツコ)

日本近代文学館事務局。

坂上 弘(サカガミ ヒロシ)

作家、日本近代文学館理事長。慶應義塾大学出版会会長、日本文藝家協会理事長などを歴任。日本芸術院会員。著書に『田園風景』(講談社、1992年)、『台所』(新潮社、1997年)、『故人』(講談社文芸文庫、2016年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。