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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:34:"浮世絵が創った江戸文化 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-305-70688-1";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:288:"社会情勢やファッションなど、情報を伝える媒体として浮世絵の果たした意義を考察。情報を読み解く庶民の文学的素養や、歌舞伎界等と結びつき新文化を生み出す実態、現代文化に継承される表現や手法を解明。";s:6:"author";s:21:"藤澤 茜(著/文)";s:10:"publishers";s:12:"笠間書院";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"笠間書院";s:12:"release_date";i:1363186800;}

浮世絵が創った江戸文化

文芸 ラノベ

藤澤 茜(著)
発行:笠間書院

B5変型判   320頁  上製
定価 7,000円+税

ISBN 978-4-305-70688-1   C0071
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2013年3月
書店発売日 2013年3月14日
登録日 2013年2月19日

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紹介

浮世絵を見ると江戸の社会がわかる
浮世絵は、社会情勢やファッションなど、多様な情報を伝えるメディアとして機能していた。
絵に盛り込まれた情報を読み解く庶民の文学的素養や文化基盤を検証。
歌舞伎界や小説界と結びついて新しい文化を生み出す実態や、アニメ・マンガへ継承されている表現や手法を明らかにする。

図版200点掲載!

【浮世絵は周縁の文化を巧みに取り込み、「図像」としてそれらの情報を発信した。過去の文学や伝承、最新のファッションや小説、歌舞伎など、時間軸にとらわれない情報を伝える媒体としての意義にも注目したいと考え、本書には『浮世絵が創った江戸文化』という題をつけた。各図を細部に至るまでじっくり鑑賞し、種々の情報を受け取り、江戸庶民の豊かな発想力を堪能していただければ幸いである。...一枚の浮世絵から多くの情報を読み解き、楽しんだ庶民の姿と、現代マンガを享受する人々の姿が重なるとしたら、江戸の感覚が時を超えて受け継がれていることになるだろう。浮世絵からアニメ・マンガへ―手法や表現にとどまらず、文化的背景や社会事情を含めての「継承」であることを、本書で指摘したい。】

目次

浮世絵が創った江戸文化 目次

 はじめに

序章 浮世絵の謎を解く--江戸庶民の楽しみ

第一章 浮世絵と文学
 第一節 もどく--文学の手法と浮世絵
 第二節 卑俗化された古典--『伊勢物語』『源氏物語』を例に
 第三節 百人一首を読み解く--歌意・詠者・民間伝承
 第四節 読本『椿説弓張月』の挿絵と浮世絵
 第五節 江戸時代の義経像--常盤御前の逃避行から韃靼進攻まで
 第六節 浮世絵師と狂歌--初代歌川国貞の場合
 第七節 川柳にみる役者絵の享受

第二章 芸能の視覚化
 第一節 江戸の芸能を描く--人形浄瑠璃と門付芸
 第二節 役者似顔絵の意義--ブロマイドから空想の世界へ
 第三節 豊国と黙阿弥の構想--歌舞伎の宣伝としての役者絵
 第四節 「歌舞伎十八番」シリーズと市川團十郎
 第五節 現代の歌舞伎に生きる浮世絵--役者絵の利用

第三章 浮世絵のメディア性
 第一節 浮世絵・歌舞伎と広告
 第二節 出版統制への対策--新たな画題の誕生
 第三節 団扇絵の人気と魅力
 第四節 死絵--追悼を表現するメディア

終章 浮世絵の可能性--アニメ・マンガへの継承

おわりに
初出一覧
掲載図版一覧

資料『伊勢物語』に取材した浮世絵作品リスト
  『源氏物語』に取材した浮世絵作品リスト」

索引(書名・作品名/人名/事項)

著者プロフィール

藤澤 茜(フジサワ アカネ)

1971年 東京都生まれ
1998年 学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了。「歌川派の浮世絵と江戸出版界」にて博士(日本語日本文学)取得。
1998〜2001年 日本学術振興会特別研究員。
2002~05年 学習院大学文学部日本語日本文学科助手。
現在、学習院大学、東京外国語大学、大東文化大学、十文字学園女子大学非常勤講師。国際浮世絵学会常任理事。

主要業績
<著書>
『歌川派の浮世絵と江戸出版界』(改訂版 勉誠出版 2001年)
<分担執筆>
「歌川派の役者絵と歌舞伎の共栄(The Mutual Flowering of the Utagawa School and Kabuki)」("Competition and Collaboration Japanese Prints of the Utagawa School"Laura Mueller編 Hotei Publishing 2007年)
「元禄期の舞台復元と絵画資料」(『元禄上方歌舞伎復元―初代坂田藤十郎幻の舞台』田口章子編 勉誠出版 2009年)
「歌川国芳が描いた猫」(『鳥獣虫魚の文学史 日本古典の自然観 1 獣の巻』鈴木健一編 三弥井書店 2011年)
「浮世絵に見る「黎明期の近代ナショナリズム」」(『グローバリゼーション再審』(田上孝一ほか編 時潮社 2012年)
<論文>
「浮世絵に見る年中行事と信仰」(『学習院大学文学部研究年報51輯』2005年3月)など

上記内容は本書刊行時のものです。