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新 源氏物語は読めているのかⅡ  桐壺帝による《宿曜》支配・姫君の育て方

文芸

望月 郁子(著)
発行:笠間書院

A5判   286頁  上製
定価 3,800円+税

ISBN 978-4-305-70499-3   C3092
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2010年5月
書店発売日 2010年5月14日
登録日 2010年4月20日

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紹介

源氏物語を導き続ける《宿曜》そのものの実態を明らかにする書。

語義を見極め本文を分析することで、物語全体を支配する《宿曜》の実態や、姫君の育て方、琴(きむ)の伝授といったテーマを読み解くと、そこには従来見えてこなかった伏線や人物像などが浮上する。新たな源氏物語の解釈を提示する一書。著者の源氏物語論、待望の第四弾。

源氏物語は、滅びゆく天皇親政の世に捧げた紫式部の挽歌である----。

目次

本書を読む前に
はじめに

第一章 桐壺院の亡霊の告げ--院の苦悩と光源氏の再生
 一 桐壺院の苦悩
 二 澪標巻--光源氏の死と再生
 三 「おのづから犯しありければ、その罪を終ふるほど暇なくて」をなぜ取り上げるのか

第二章 《宿曜の予言》の実現化の道程
 一 桐壺帝による《宿曜》への働き掛け
 二 光源氏の須磨脱出 故院の《宿曜》への働き掛け
 三 明石入道

第三章 藤壺の懐妊・ストイックな男光源氏と正妻葵との仲
 一 藤壺の懐妊
 二 ストイックな男光源氏と正妻葵との仲

第四章 源氏物語における「琴(きむ)」
 一 導入
 二 「琴(きむ)」の奏者
  1 公的場面
  2 私的場面
 三 源氏物語における「琴(きむ)」の伝授
  1 桐壺帝の御子教育
  2 光源氏による琴(きむ)論と光の現実
 四 異例の伝授
  1 末摘花
  2 (1)明石入道・明石君
    (2)「ひが事どもに書きなしたれば」
  3 小野の尼君

第五章 小野の大尼・横川僧都--源氏物語の最終世界
 一 導入 横川僧都の母の尼君
 二 桐壺帝の御子達
 三 浮舟と横川僧都・大尼・妹尼との出会い
  1 出会いの状況
  2 何が出会いを実現させたか
   一 問題の所在
   二 初瀬観音の力
   三 僧都の信念--故桐壺院のリードによる女人往生
  3 僧都の浮舟への対し方・浮舟救済の意味
 四 桐壺帝による全源氏物語支配
 付 一院の御子達
 付章一 源氏物語における普賢菩薩信仰 覚え書き

第六章 姫君の育て方
 一 末摘花の意識と光源氏のそれとのギャップ
 二 内大臣の姫君の育て方

第七章 光源氏による玉鬘教育
 一 光源氏による玉鬘教育の基本方針
 二 親としての光のスキンシップとその〈核心〉--女性からの切り返し--
  1 光と玉鬘との初対面(十月)
  2 元旦の参座
  3 はじめてのスキンシップ
  4 梅雨の季節、物語とは
  5 夏、光が大和琴を教える
  6 初秋の篝火
  7 野分
 三 「心清し」髭黒の玉鬘評・光源氏の本性の証明

第八章 光源氏と朧月夜との仲
 一 二人の出会い
 二 水面下での、光・朧月夜の関係の継続
 三 尚侍朧月夜
 四 二人の別離
 五 光源氏帰京後
 付「承香殿の御兄弟の藤少将」「もどききこゆるやうもありなんかし」(賢木一〇六)の解釈

第九章 朧月夜考--ウチアダケスキタル人
 一 光源氏帰京後の二人の仲
 二 二人の最後の対面
 三 朧月夜の出家--ウチアダケスキタル人

第十章 花散里考
 一 光源氏の花散里訪問
  1 花散里巻
  2 光源氏須磨蟄居を決意する
  3 光源氏帰京、二十八歳の秋
  4 「花散里」とは
 二 二条東院
 三 六条院造営
 付章二 光と紫との新手枕・「三つが一つにてもあらむかし」
   三 「女ばかり、身をもてなすもところせうあはれなるべきものはなし」

既発表論文と各章との関係
あとがき

上記内容は本書刊行時のものです。