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跨境(こきょう) 日本語文学研究 第6号 東アジアと同時代日本語文学フォーラム(編) - 笠間書院
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跨境(こきょう) 日本語文学研究 第6号 (コキョウ ニホンゴブンガクケンキュウ ダイロクゴウ) 特集:言語圏とディアスポラ文学 (トクシュウ ゲンゴケントディアスポラブンガク)

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発行:笠間書院
B5判
260ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-305-40306-3   COPY
ISBN 13
9784305403063   COPY
ISBN 10h
4-305-40306-4   COPY
ISBN 10
4305403064   COPY
出版者記号
305   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2018年6月
書店発売日
登録日
2018年7月30日
最終更新日
2020年2月20日
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紹介

雑誌のタイトルとなった『跨境(こきょう)』は境界をまたぐという意味です。たんに越すということではなく、跨いでつなぐ。それぞれの局地性や立場を無視することなく、そこに一方の足場を置きながら、さまざまな〈境〉の向こうに他方の足を伸ばすことを目指しています。
【跨ぐことは、時に越えることよりも難しいかもしれない。だがいまこそ、その試みが必要だ。分断を一気に解消する方策など、ありはしない。すべての多様な 人々を包括するような場も、できようはずがない。しかしそれでもなお粘り強く、境を跨ぎ、つなぎ続けることが重要だと私たちは信じる。『跨境/日本語文学 研究』が、異なる立場、異なる考えをもつ者たちの、邂逅と対話の場となることを願っている。】...創刊の辞より

目次

目次
□エッセイ―跨境の言葉
多言語世界の一角で●多和田葉子
トラウマとしての流転―古野菊生の『転蓬』と共感的想像力●エドワード・マック
日韓文学シンポジウムのことから●中沢けい

□特集:言語圏とディアスポラ文学
【Keynote Speech】 Intertwining Tongues: Bilingualism and Hybrid Texts in Contemporary Japanese Literature―From I am a Cat to I Become a Cat●Faye Yuan Kleeman
日中女性作家が描いた中国残留孤児像―山崎豊子『大地の子』と厳歌苓『小姨多鶴』を読む●単援朝
戦後台湾の日本語文学―黄霊芝小説におけるブラック・ユーモア●下岡友加
船戸与一『満州国演義』試論―ハードボイルド・ミステリが問い直す「植民帝国としての日本」●坂元さおり
竹内正一が描いたハルビンの都市表象―「ギルマン・アパート点描」「馬家溝」を中心に●呉佩軍
アイルランド文学とフォルモサの邂逅―「西来庵事件」と菊池寛「暴徒の子」をめぐって●呉佩珍
折口信夫の「朝鮮人」表象―朝鮮人になって了ひたい様な気がします●永井真平

□一般論文
ある少年の逆行―中村星湖の『少年行』試論●朱田云
1920年代の中国における黒岩涙香『野の花』の受容―無声映画『空谷蘭』を中心に●張玉
〈従軍記〉の拡散と変容―戦時下メディアにおける池田さぶろの漫画作品●清松大
『にあんちゃん』論―日記における自己検閲を巡って●奥村華子
方法としての「私」語り―島崎藤村『海へ』における旅の表現●岡英里奈

□研究資料
戦後日本の新聞雑誌メディアの在日朝鮮人関連資料●李京珪
『偽満洲国文芸大事記』について●呉佩軍
『台湾日日新報』デジタル版の利用について●謝惠貞

□フォーラム参加記
「東アジアと同時代日本語文学フォーラム」2017ソウル大会+次世代フォーラムを傍聴して●孫知延

『跨境/日本語文学研究』編集委員会規定
『跨境/日本語文学研究』査読規定
『跨境/日本語文学研究』研究倫理規定
『跨境/日本語文学研究』論文投稿規定
『跨境/日本語文学研究』原稿作成要領
『跨境/日本語文学研究』原稿作成例示
『跨境/日本語文学研究』編集委員及び査読委員の名簿

著者プロフィール

東アジアと同時代日本語文学フォーラム  (ヒガシアジアトドウジダイニホンゴブンガクフォーラム)  (

「東アジアと同時代日本語文学フォーラム」は、2013年に設立されたもので、韓国、中国、台湾、日本の各地域の近代日本語文学の研究者が参加しています。本書は、同フォーラムのメンバーを中核としながら、編集担当者の参加地域と参加者数を拡大して刊行します。
編集委員、査読委員は、各地域におけるこの分野の第一線の研究者に協力を仰ぎ、たんに多様な地域をカバーする国際誌であるというだけではなく、質的にもトップクラスの論考が集まる、真の意味での国際誌となることを目指すべく創刊されました。跨境(こきょう) 日本語文学研究』のfacebookページ https://www.facebook.com/journal.border.crossings

上記内容は本書刊行時のものです。