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JunCture04

JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究 第4号 特集:インタラクトする風景

文芸 ラノベ

名古屋大学日本近現代文化研究センター(編)
発行:笠間書院

B5判   206頁  並製
定価 1,800円+税

ISBN 978-4-305-00294-5   C0095
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2013年3月
書店発売日 2013年3月15日
登録日 2013年2月21日

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紹介

名古屋大学日本近現代文化研究センターが刊行する機関誌、『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』第4号。[※JunCtureというタイトルには、日本文化を、学際的かつ国際的な研究課題の結節点(juncture)として捉えようという意味合いが込められています。]

学問のグローバル化という現代的な課題に対応するために、何をどう発信していくのか。一国主義的・自国中心的な意識や方法をいかに克服していくか。それらに具体的に取り組んでいく、実践の書です。

第4号の特集は「インタラクトする風景」です。

風景は、自然と人為がインタラクトするなかで初めて成立した。インタラクトの渦中にあるそれは、感動と恥じらい(ペトラルカ)、眺望と隠れ場(アプルトン)など、さまざまな両義性に突き動かされている。この両義性ゆえに、風景は、各種メディアとインタラクトし、人や街を変容させるにもかかわらず、時を超えてその風景じたいをつないでいくという不思議な力をもつ。5編の論考にあわせ、写真グラビアを構成する四人のアーティストの眼差しもまた、インタラクトの産物であると同時に、読者とインタラクトするのを待ちのぞんでいる。

目次

●第7回ソウル国際メディアアート・ビエンナーレ メディアシティ・ソウル2012「Spell on You」
四方幸子

特集:インタラクトする風景

●変化に介在する「地理」──編集されつづける地中海都市カンブリルスのかたち──
竹中克行
●西洋近世における自然と人間──プッサンの理想的風景画をめぐって──
栗田秀法
●堀口捨己の宗達との出会い──モダニズム受容期における建築と絵画のヴィジョンの交錯
田路貴浩
●メディアが形づくる産業風景
岡田昌彰
●風景写真のメディアとイメージャリ──ハイラインと《Memory Remains》
茂登山清文
●眼差された風景
尾野訓大
先間康博
櫃田珠実
村上誠

研究論文

●日本の近代化過程における人力車問題
高 峡
●自分史における「虚構」──鈴木政子『わたしの赤ちゃん』を中心に──
釋七月子
●〈民族〉を記憶する方法──知里幸恵の主体化をめぐって
杉田智美
●つくられる"愛国"とその受容──「愛国百人一首」をめぐって
松澤俊二
●松本清張と井上靖の「登山」表象──『遭難』と『氷壁』におけるメディアへのまなざし
尹 芷汐

レヴュー

●「みんなのための映画祭」:第4回リヨン映画祭レポート
宮尾大輔
●世界の意味を変化させるために周到に用意された仕掛け。
ホンマタカシ「ニュー・ドキュメンタリー」展
馬場伸彦
●『\風景』で体験する居場所がはっきりしないフラフラした感覚
水野勝仁
●多様なる知識人・加藤周一『加藤周一 或いは文化多様性についての考察』CNRS出版2012年1月
Katô Shûichi ou penser la diversité culturelle, CNRS Éditions, Paris, janvier 2012.
杉淵洋一
●無償であることの幸福──「生誕120年記念 田中恭吉展」
和歌山県立近代美術館、2012年9月1日ー10月14日
坪井秀人
●国境を越えた市民ネットワークに向けて──東アジア市民共生映画祭 2012
藤木秀朗
●リサーチ・プロジェクトとしての生命美学
秋庭史典

●英文要旨
●MCJCについて
●事業報告(2012年1月〜2013年2月)
●著者紹介
●原稿募集+投稿規定
●バックナンバー(『JunCture』01号・02号・03号)
●編集後記

関連リンク

名古屋大学日本近現代文化研究センター●公式サイトはこちら

上記内容は本書刊行時のものです。