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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:74:"JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究 第1号 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-305-00291-4";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:3384:"名古屋大学日本近現代文化研究センターが今年から刊行する機関誌、『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』第1号。 学問のグローバル化という現代的な課題に対応するために、何をどう発信していくのか。一国主義的・自国中心的な意識や方法をいかに克服していくか。それらに具体的に取り組んでいく、実践の書です。 ※JunCtureというタイトルには、日本文化を、学際的かつ国際的な研究課題の結節点(juncture)として捉えようという意味合いが込められています。 『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』第1号 編集委員会 [編集委員長] ・坪井秀人(近代文学・文化史) [編集委員] ・秋庭史典(美学) ・齋藤文俊(近代語・言語文化) ・藤木秀朗(映像文化) ・茂登山清文(視覚文化) [査読委員]  投稿論文の分野に応じて編集委員会が委嘱する [Editorial Advisors] ・池田忍(千葉大学教授、美術史) ・酒井直樹(コーネル大学教授、比較文学・思想史) ・四方幸子(NTTインターコミュニケーション・センター特別学芸員、メディア・アート) ・陳力衛(成城大学教授、日中言語交渉史) ・成田龍一(日本女子大学教授、近現代史) ・細川周平(国際日本文化研究センター教授、大衆文化史・移民文化) ・ミツヨ・ワダ-マルシアーノ(カールトン大学准教授、映像・アニメーション研究) -------------- 特集「日本文化の脱構築」●巻頭メッセージ ポストコロニアル批評の登場以降、日本文化を日本列島という画定された国土や単一民族・単一言語の枠内でのみ捉える短絡的思考は急速に無効化したと言ってよいだろう。 にもかかわらず、日本を対象とする人文学の領域が現実の政治や教育そして文化の状況を変革するだけの有効な思想を獲得し得たかというと、それははなはだ疑問であると言わざるを得ない。国民国家論や戦後責任論などに関わる批評や研究についても、むしろ均質的な批評空間が再生産されるばかりであるといった批判を聞くことも少なくない。 日本文化は脱構築されなければならない。 しかし、それに劣らず脱構築されなければならないのは、何よりも〈日本文化研究〉であり、〈脱構築〉の方法論そのものかもしれないのである。 私たち『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』が、その創刊に際して、「日本文化の脱構築」という特集を組むのも、以上のような問題意識に基づいている。 グローバルかつ領域横断的な日本近現代文化研究の成果を発信し、超域的な研究を賦活することを目的とする本誌の最初の企画として、これ以上に相応しいテーマはないと考えた次第である。言語や分野の境界をこえた視点から〈日本文化研究〉の硬直した枠組みを問い直し、新たな展望を切り開く論考をここにお届けする。";s:6:"author";s:62:"名古屋大学日本近現代文化研究センター(編集)";s:10:"publishers";s:12:"笠間書院";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"笠間書院";s:12:"release_date";i:1266418800;}

JunCture01

JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究 第1号 特集:日本文化の脱構築

文芸 ラノベ

名古屋大学日本近現代文化研究センター(編)
発行:笠間書院

B5判   260頁  並製
定価 2,700円+税

ISBN 978-4-305-00291-4   C0095
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2010年1月
書店発売日 2010年2月18日

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紹介

名古屋大学日本近現代文化研究センターが今年から刊行する機関誌、『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』第1号。
学問のグローバル化という現代的な課題に対応するために、何をどう発信していくのか。一国主義的・自国中心的な意識や方法をいかに克服していくか。それらに具体的に取り組んでいく、実践の書です。

※JunCtureというタイトルには、日本文化を、学際的かつ国際的な研究課題の結節点(juncture)として捉えようという意味合いが込められています。


『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』第1号 編集委員会

[編集委員長]
・坪井秀人(近代文学・文化史)

[編集委員]
・秋庭史典(美学)
・齋藤文俊(近代語・言語文化)
・藤木秀朗(映像文化)
・茂登山清文(視覚文化)

[査読委員]
 投稿論文の分野に応じて編集委員会が委嘱する

[Editorial Advisors]
・池田忍(千葉大学教授、美術史)
・酒井直樹(コーネル大学教授、比較文学・思想史)
・四方幸子(NTTインターコミュニケーション・センター特別学芸員、メディア・アート)
・陳力衛(成城大学教授、日中言語交渉史)
・成田龍一(日本女子大学教授、近現代史)
・細川周平(国際日本文化研究センター教授、大衆文化史・移民文化)
・ミツヨ・ワダ-マルシアーノ(カールトン大学准教授、映像・アニメーション研究)
--------------
特集「日本文化の脱構築」●巻頭メッセージ

ポストコロニアル批評の登場以降、日本文化を日本列島という画定された国土や単一民族・単一言語の枠内でのみ捉える短絡的思考は急速に無効化したと言ってよいだろう。

にもかかわらず、日本を対象とする人文学の領域が現実の政治や教育そして文化の状況を変革するだけの有効な思想を獲得し得たかというと、それははなはだ疑問であると言わざるを得ない。国民国家論や戦後責任論などに関わる批評や研究についても、むしろ均質的な批評空間が再生産されるばかりであるといった批判を聞くことも少なくない。

日本文化は脱構築されなければならない。

しかし、それに劣らず脱構築されなければならないのは、何よりも〈日本文化研究〉であり、〈脱構築〉の方法論そのものかもしれないのである。

私たち『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』が、その創刊に際して、「日本文化の脱構築」という特集を組むのも、以上のような問題意識に基づいている。

グローバルかつ領域横断的な日本近現代文化研究の成果を発信し、超域的な研究を賦活することを目的とする本誌の最初の企画として、これ以上に相応しいテーマはないと考えた次第である。言語や分野の境界をこえた視点から〈日本文化研究〉の硬直した枠組みを問い直し、新たな展望を切り開く論考をここにお届けする。

目次

特集「日本文化の脱構築」

四方幸子●「ミッションG:地球を知覚せよ!」展

酒井直樹/葛西弘隆●間太平洋政治の視座と帝国的国民主義

日比嘉高●移民の想像力--渡米言説と文学テクストのビジョン

坪井秀人●怠情とコキュ--李箱のモダニズム

池田 忍●富山妙子と戦後「美術」と「日本」の境界
  --ルポルタージュから「歴史」へ

藤木秀朗●制度へいかに介入するか
  --「国立メディア芸術総合センター」構想から考える日本文化研究

特集 英文要旨

○研究論文

秋庭史典●情報技術を用いた作品調査を支えている美学

岡田 聡●植民地状況における素人民族誌家の可能性と限界
  --土方久功と染木煦の「素人主義」

牧 義之●削られた作品の受容と変遷
  --片岡鉄兵「綾里村快挙録」の伏字・活字削除を中心に--

溝渕久美子●国語科教育の中の「映画」--1950年代を中心に

広瀬正浩●ラジオから「肉声」を聴くということ
  --室生犀星『杏っ子』が明らかにする肉声の仮想性をめぐる問題--

畑あゆみ●『圧殺の森』再考:60年代末記録映画における身体と言葉の相克とリアリズム

水川敬章●比喩と差別--土方巽の舞踏と批評の力学をめぐる断想

山田健一朗●「男色」という死角--時代小説から見る同性愛表象の問題系--

研究論文 英文要旨

○レヴュー

朴 貞蘭●玄界灘の向こうから〈日本文学〉を読む
  --尹相仁著『文学と近代と日本』--

竹内瑞穂●モダン文化のいかがわしき知
  --雑誌『精神分析』『犯罪科学』の復刻について--

洞ヶ瀬真人●映画研究への招待--アーカイヴから批評的研究へ
Abe Mark Nornes,Aaron Gerow,RESEARCH GUIDE TO Japanese Film Studies

毛利嘉孝●「市民」とは誰か:広島市現代美術館のChim↑Pom「ピカッ」事件が残したもの。

松田 愛●美術の原っぱ--「放課後のはらっぱ--櫃田伸也とその教え子たち--」

山田健一朗●コミュニケーションツールとしての「コスプレ」
  --『世界コスプレサミット2009』見聞記

関連リンク

名古屋大学日本近現代文化研究センター●公式サイトはこちら

上記内容は本書刊行時のものです。