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出版者情報
日本伝統音楽カリキュラムと授業実践
生成の原理による音楽の授業
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2017年8月7日
- 登録日
- 2017年5月16日
- 最終更新日
- 2019年2月5日
紹介
日本学校音楽教育実践学会が2011年より5年をかけて、日本伝統音楽のカリキュラムに特化した課題研究に取り組み、その研究成果を整理し、さらに検討を加えたものが本書。本書の前半では3つの柱(第1の柱「人と地域と音楽」、第2の柱「音楽の仕組みと技能」、第3の柱「音楽と他媒体」)からなるカリキュラムの考え方と日本伝統音楽のカリキュラム表を掲載し、3つの柱の具体的な指導内容を示している。後半には幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校における実践事例を紹介している。切り取って使えるカリキュラム表の折り込み付録付き。
目次
はじめに
第1部 日本伝統音楽のカリキュラム
1.カリキュラムの哲学
2.日本伝統音楽のカリキュラム(1)カリキュラムの3つの柱(2)カリキュラムにみる発達(3)日本伝統音楽のカリキュラム表
3.日本伝統音楽の指導内容
(1)大切にしたい視点
(2)日本伝統音楽の指導内容
柱1 人と地域と音楽
柱2 音楽の仕組みと技能
柱3 音楽と他媒体
第2部 日本伝統音楽の授業実践
1.日本伝統音楽の授業デザイン(1)指導内容の設定(2)3つの柱を関連づける授業構成の視点(3)学習経験のステップ
2.日本伝統音楽の授業実践
幼稚園5歳児わらべうた《お正月のもちつき》
幼稚園5歳児うたづくり《はやしのなかから》
小学校低学年歌唱《やまのおっこんさん》
小学校中学年器楽《こきりこ節》
小学校高学年音楽づくり《相撲甚句》
中学校第1学年歌唱《ソーラン節》
中学校第1学年鑑賞《勧進帳》
中学校第3学年鑑賞《ねぶた囃子》
高等学校創作《百人一首のうた》
特別支援学校創作《八木節》
3.授業実践からみえてきたこと
(1)実践の振り返り─柱2と柱3のかかわり(2)3つの柱をかかわらせることの意味
おわりに
折り込み付録●日本伝統音楽のカリキュラム表
上記内容は本書刊行時のものです。