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ハイドンの音符たち 池辺 晋一郎(著/文) - 音楽之友社
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ハイドンの音符たち (ハイドンノオンプタチ) 池辺晋一郎の「新ハイドン考」 (イケベシンイチロウノシンハイドンコウ)

芸術
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発行:音楽之友社
A5判
184ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-276-20069-2   COPY
ISBN 13
9784276200692   COPY
ISBN 10h
4-276-20069-5   COPY
ISBN 10
4276200695   COPY
出版者記号
276   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2016年12月20日
最終更新日
2019年2月5日
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紹介

バッハ、モーツァルト、ブラームス…と続く大人気“音符たち”シリーズの第9弾。700曲を超えるとも言われる膨大な作品の中から、現代の作曲家・池辺晋一郎が独自視点で64曲を厳選。小難しそうな分析(アナリーゼ)や学者的なアプローチは一切なし! 各曲の聴きどころを、実際の語り口そのままの軽妙洒脱な筆致で、初心者にもわかりやすく、しかも面白く解説。「交響曲の父」「弦楽四重奏の父」「ピアノ・ソナタの父」であるハイドンの“やりたい放題の怖いものなし”とも言える自由闊達な作曲技法、そして音楽の魅力を伝える。『音楽の友』誌上の連載(2014年4月~2016年3月)に加筆訂正し、まとめたもの。

目次

■第1章:早くも貫かれた個性!──弦楽四重奏曲 作品1
■第2章:工夫に満ちた晩年の傑作──トランペット協奏曲
■第3章:ユニークなフレーズの構築──協奏交響曲 変ロ長調
■第4章:1人で3つの家の父!──クラヴィーア・ソナタ集
■第5章:規則が何だ! 私が規則です──交響曲 その1
■第6章:シンフォニックで気宇壮大──ミサを3曲
■第7章:「4大」のうちの2つ!──2つのチェロ協奏曲
■第8章:当時の人気を想ってみます──歌曲いくつか
■第9章:揺り籠の中のスケルツォ──弦楽四重奏曲 作品33
■第10章:ヘンデルに負けじ!──オラトリオ《四季》
■第11章:作曲は嵐の夜のごとし……──交響曲《朝》《昼》《晩》
■第12章:どんな時も真摯な創作姿勢──ロンドン・トリオ
■第13章:喜劇への大真面目なアプローチ──オペラ《月の世界》
■第14章:作曲しつつほくそ笑んだかな?──協奏曲3つ
■第15章:やりたい放題、怖いものなし──交響曲第76、90番
■第16章:幻想?奇想?どちらでも……──「幻想曲」クラヴィーアのための
■第17章:ホルンの完成を先取り──ホルン協奏曲
■第18章:時代と時代とに橋をかけた作曲家──クラヴィーア・トリオ
■第19章:時代を超えたユニークさ──弦楽四重奏曲《ひばり》ほか
■第20章:充実の主題作り──《V字》と《オックスフォード》
■第21章:すべてのページに自信があふれ……──《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》
■第22章:晩年。だが進取の心──ザロモン・セット第1期から
■第23章:200年を隔てて今も刺激的!──ザロモン・セット第2期
■第24章:音楽史上稀有な作曲家──オラトリオ《天地創造》

著者プロフィール

池辺 晋一郎  (イケベ シンイチロウ)  (著/文

1943年水戸市生まれ。作曲を池内友次郎、島岡譲、矢代秋雄、三善晃の各氏に師事。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。安宅賞、日本音楽コンクール第1位、音楽之友社室内楽曲作曲懸賞第1位、音楽之友社作曲賞、ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞、国際エミー賞、芸術祭優秀賞、尾高賞、毎日映画コンクール音楽賞、日本アカデミー賞最優秀音楽賞、放送文化賞、紫綬褒章などを受賞。東京音楽大学客員教授。

上記内容は本書刊行時のものです。