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バッハ様式によるコラール技法 小鍛冶 邦隆(著/文) - 音楽之友社
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【利用不可】

バッハ様式によるコラール技法 (バッハヨウシキニヨルコラールギホウ) 課題集と60の範例付き (カダイシュウト60ノハンレイツキ)

芸術
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発行:音楽之友社
B5判
160ページ
定価 3,300円+税
ISBN
978-4-276-10606-2   COPY
ISBN 13
9784276106062   COPY
ISBN 10h
4-276-10606-0   COPY
ISBN 10
4276106060   COPY
出版者記号
276   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2019年2月5日
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紹介

パリ音楽院に学んだ3人の作曲家が、伝統的なコラール技法の概論と実習についてまとめた本邦初の書。作曲科受験生、学生、指導者必携。2014年(平成25年度)より東京芸術大学作曲科入試で出題されるコラール技法を学べる唯一のテキスト。

コラール技法はバッハの音楽における重要な作曲法であるのみならず、ルネサンス・バロック期の対位法から、通奏低音技法を介して古典派以降の和声法に移行する経緯を学ぶうえで必須という。

ソルフェージュ(視唱・聴音)、ピアノ初見視奏(スコアリーディング)、声楽・器楽アンサンブル、通奏低音法、音楽分析の教材としても最適。バッハからシェーンベルクにいたる音楽様式の理解にも必須。

課題は、パリ音楽院の作曲書法クラスに学んだ山口博史、林達也両氏の書き下ろし。パリ音楽院のコラール課題実施例も収録。概論と分析は、高音部記号と低音部記号による。実施篇・範例はハ音記号と低音部記号による4段譜。

目次

第1部 コラール概論

 Ⅰ バッハのコラールについて 

 Ⅱ 通奏低音法について 

 Ⅲ バッハのコラール分析――《マタイ受難曲》より5曲のコラール

 Ⅳ キルンベルガーによる、バッハ様式のコラール技法について

 Ⅴ コラール技法の学習



第2部 実施篇

 Ⅰ 書法上の留意点 

 Ⅱ 非和声音(和音外音、転位音)について

 Ⅲ 和声の諸規則

 Ⅳ 数字付き低音――12のバス課題付き

 Ⅴ バッハのコラールの実例と分析――ブライトコプフ版《4声のコラール歌曲集》より10曲のコラール



第3部 コラール課題と範例(60題)

 Ⅰ コラール課題

 Ⅱ 範例集

 Ⅲ パリ国立高等音楽院のコラール課題実施例(範例)

著者プロフィール

小鍛冶 邦隆  (コカジ クニタカ)  (著/文

東京藝術大学、パリ国立高等音楽院、ウィーン国立音楽大学で学ぶ。クセナキス作曲コンクール(パリ)第1位、国際現代音楽協会(ISCM)「世界音楽の日々」に入選。著書に『作曲の思想――音楽・知のメモリア』(アルテスパブリッシング)、『作曲の技法――バッハからウェーベルンまで』(音楽之友社)などがある。東京藝術大学作曲科教授、慶應義塾大学講師。

林 達也  (ハヤシ タツヤ)  (著/文

コンポーザー=ピアニスト。東京藝術大学在学中に日仏現代音楽作曲コンクールで第1位。パリ国立高等音楽院で作曲、エクリチュール、声楽伴奏、ピアノ伴奏、管弦楽法、クラヴサン、通奏低音の各科で学び、パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科最高課程を卒業。東京藝術大学音楽学部ソルフェージュ科准教授を経て、現在同大学作曲科准教授。

山口 博史  (ヤマグチ ヒロシ)  (著/文

立教大学卒業。パリ国立高等音楽院に留学。著書に国立音楽大学編『ソルフェージュ』シリーズ(音楽之友社)、全音ポケットスコアの解説・分析(全音楽譜出版社)がある。国立音楽大学教授、東京芸術大学講師。

上記内容は本書刊行時のものです。