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新版医学統計学ハンドブック 丹後俊郎(編集) - 朝倉書店
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新版医学統計学ハンドブック (シンパンイガクトウケイガクハンドブック)

自然科学
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発行:朝倉書店
A5判
868ページ
定価 20,000円+税
ISBN
978-4-254-12229-9   COPY
ISBN 13
9784254122299   COPY
ISBN 10h
4-254-12229-2   COPY
ISBN 10
4254122292   COPY
出版者記号
254   COPY
Cコード
C3041  
3:専門 0:単行本 41:数学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年6月7日
最終更新日
2023年10月29日
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紹介

全体像を俯瞰し,学べる実務家必携の書[内容]統計学的視点/データの記述/推定と検定/実験計画法/検定の多重性/線形回帰/計数データ/回帰モデル/生存時間解析/経時的繰り返し測定データ/欠測データ/多変量解析/ノンパラ/医学的有意性/サンプルサイズ設計/臨床試験/疫学研究/因果推論/メタ・アナリシス/空間疫学/衛生統計/調査/臨床検査/診断医学/オミックス/画像データ/確率と分布/標本と統計的推測/ベイズ推測/モデル評価・選択/計算統計

目次

第I 部 医学研究における統計的方法: 基本から発展まで
1. 医学研究における統計学的視点
 1. 1 医学研究のデザイン [丹後俊郎]
 1. 2 動物実験 [丹後俊郎]
 1. 3 臨床研究(観察研究) [丹後俊郎]
 1. 4 臨床試験 [丹後俊郎]
 1. 5 疫学研究 [丹後俊郎]
 1. 6 分子データ解析研究 [松井茂之]
 1. 7 論文の書き方 [丹後俊郎]

2. データの記述 [橋本修二]
 2. 1 データの尺度と記述の概要
 2. 2 データの分布表現
 2. 3 要約統計量
 2. 4 データの正規性
 2. 5 欠損値と外れ値
 2. 6 データの変換
 2. 7 関連性の記述

3. 計量データの推定と検定 [長谷川貴大]
 3. 1 一標本解析
 3. 2 二標本解析
 3. 3 三標本以上の解析

4. 実験計画法と分散分析 [三輪哲久]
 4. 1 実験計画法総説
 4. 2 一元配置分散分析
 4. 3 要因実験
 4. 4 母数モデルと変量モデル
 4. 5 枝分かれ配置

5. 検定の多重性の調整
 5. 1 多重比較総説 [三輪哲久]
 5. 2 一元配置での多重比較 [三輪哲久]
 5. 3 ノンパラメトリック法とFDR 法 [三輪哲久]
 5. 4 p 値の調整法 [森川敏彦]
 5. 5 構造化仮説群に対する調整法:ゲートキーピング法,グラフィカルな方法,フォールバック法,固定順序法 [森川敏彦]

6. 線形回帰モデル [南 美穂子]
 6. 1 単回帰モデル
 6. 2 線形回帰モデルの表現
 6. 3 説明変数
 6. 4 回帰係数の最小二乗推定量,誤差分散推定量
 6. 5 正規性の仮定の下での統計的推測
 6. 6 モデルの評価・比較の指標と統計量
 6. 7 当てはまりのチェック
 6. 8 変数選択 
 6. 9 誤差が独立等分散ではない場合
 6. 10 線形混合効果モデル

7. 計数データの解析
 7. 1 計数データに対する確率モデルと推測方法 [藤井良宜]
 7. 2 比率の比較 [藤井良宜]
 7. 3 層別による交絡因子の調整 [藤井良宜]
 7. 4 多群の比率の比較 [藤井良宜]
 7. 5 層別r × 2 表の解析 [藤井良宜]
 7. 6 r × c 表の解析 [藤井良宜]
 7. 7 カッパ係数 [西川正子]

8. 計数データの回帰モデル [丹後俊郎]
 8. 1 はじめに
 8. 2 最尤推定
 8. 3 一般化線形モデル
 8. 4 比例オッズモデル
 8. 5 条件付きロジスティック回帰モデル
 8. 6 適用例

9. 生存時間解析
 9. 1 生存時間解析の基礎概念 [服部 聡]
 9. 2 一標本および二標本問題 [服部 聡]
 9. 3 Cox 比例ハザードモデル [服部 聡]
 9. 4 Cox 比例ハザードモデルのモデル診断 [服部 聡]
 9. 5 いくつかの拡張 [服部 聡]
 9. 6 比例ハザード性を要請しない回帰モデルの推測 [服部 聡]
 9. 7 区間打ち切りデータの解析 [西川正子]
 9. 8 競合リスク [西川正子]
 9. 9 有害事象の経時的発現状況の推測 [西川正子]
 9. 10 再発事象の再発時間解析 [松井茂之]
 9. 11 予測解析 [松井茂之]
 9. 12 イベント時間データと経時的繰り返し測定データの同時モデリング [松井茂之]

10. 経時的繰り返し測定データの解析
 10. 1 経時的繰り返し測定デザイン [丹後俊郎]
 10. 2 正規線形モデル [丹後俊郎]
 10. 3 一般化線形モデル [丹後俊郎]
 10. 4 個体ごとの反応プロファイルを分類する方法 [丹後俊郎]
 10. 5 非線形混合効果モデル [船渡川伊久子]

11. 欠測データの取扱い [松山 裕]
 11. 1 Rubin の欠測データメカニズム
 11. 2 欠測データに対するいくつかの解析方法
 11. 3 MNAR のモデリング
 11. 4 感度解析

12. 多変量解析
 12. 1 データの簡略化 [金森敬文・小森 理]
 12. 2 判別解析 [金森敬文・小森 理]
 12. 3 その他の判別アルゴリズム [金森敬文・小森 理]
 12. 4 カーネル法 [金森敬文・小森 理]
 12. 5 予測精度の評価 [金森敬文・小森 理]
 12. 6 数量化理論 [山岡和枝]
 12. 7 クラスター分析 [佐藤健一]
 12. 8 非階層型 [佐藤健一]

13. ノンパラメトリック平滑化 [内藤貫太]
 13. 1 関数推定
 13. 2 密度関数の推定におけるカーネル推定量
 13. 3 回帰関数の推定におけるカーネル推定量

14. 医学的有意性と統計学的有意性 [丹後俊郎]
 14. 1 統計的に有意とは
 14. 2 医学的に意味のある差Δ の導入
 14. 3 二つの母平均の差の検定
 14. 4 二つの母比率の差の検定
 14. 5 対応のある母比率の差の非劣性検定

15. サンプルサイズ設計
 15. 1 基本的な考え方 [長谷川貴大]
 15. 2 群間比較の検定に基づく設計 [長谷川貴大]
 15. 3 推定精度に基づく設計 [長谷川貴大]
 15. 4 経時的繰り返し測定デザイン [丹後俊郎]

第II 部 分野別の研究デザインとデータ解析

16. 臨床試験
 16. 1 臨床試験概論 [森川敏彦]
 16. 2 第I 相試験 [大門貴志]
 16. 3 第II 相試験 [松井茂之]
 16. 4 第III 相試験 [丹後俊郎]
 16. 5 無作為割付けの方法 [丹後俊郎]
 16. 6 クラスター無作為化デザイン [丹後俊郎]
 16. 7 バイオマーカーに基づくデザイン [松井茂之]
 16. 8 群逐次デザイン [丹後俊郎]
 16. 9 適応的デザイン [丹後俊郎]
 16. 10 多重性の評価 [丹後俊郎]
 16. 11 ベースライン調整 [長谷川貴大]
 16. 12 早期脱落,治療中止・不遵守の取扱い [松井茂之]
 16. 13 有害事象と副作用 [西川正子]
 16. 14 臨床試験の報告:CONSORT 声明 [手良向聡]
 16. 15 臨床試験の実施に関わる関連法規等 [手良向聡]
 16. 16 製造販売後調査 [田中司朗]

17. 疫学研究 [佐藤俊哉]
 17. 1 疫学研究の基本的デザイン
 17. 2 曝露効果の指標
 17. 3 疫学研究におけるバイアス
 17. 4 解析での交絡の調整
 17. 5 基本デザインから発展した疫学研究デザイン

18. 因果推論 [松山 裕]
 18. 1 反事実因果モデル
 18. 2 標準化による交絡調整
 18. 3 傾向スコアによる交絡調整
 18. 4 因果構造モデリング
 18. 5 直接効果と間接効果の推定

19. メタアナリシス [丹後俊郎]
 19. 1 はじめに
 19. 2 メタアナリシスの歴史
 19. 3 メタアナリシスの基本的手順
 19. 4 論文の検索と選択バイアス
 19. 5 メタアナリシスの統計モデル
 19. 6 メタアナリシスの実際:平均値の差
 19. 7 診断検査におけるメタアナリシス
 19. 8 ネットワークメタアナリシス
 19. 9 メタアナリシスの報告

20. 空間疫学
 20. 1 疾病地図 [丹後俊郎]
 20. 2 疾病集積性 [丹後俊郎]
 20. 3 空間スキャン統計量 [高橋邦彦]
 20. 4 症候サーベイランス [丹後俊郎]
 20. 5 感染症の流行モデル [西浦 博]

21. 衛生統計と指標 [横山徹爾]
 21. 1 人口動態統計
 21. 2 人口統計と指標
 21. 3 傷病統計
 21. 4 栄養および発育・発達に関する統計
 21. 5 その他の保健・医療の統計

22. 調 査 [山岡和枝]
 22. 1 調査法
 22. 2 標本抽出法
 22. 3 抽出台帳とサンプリング
 22. 4 調査票
 22. 5 調査票の信頼性と妥当性
 22. 6 具体的な調査の事例

23. 臨床検査 [丹後俊郎]
 23. 1 精度管理
 23. 2 測定法の比較
 23. 3 基準範囲の推定
 23. 4 個人差の推定

24. 診断医学研究 [松井茂之]
 24. 1 診断法の性能指標
 24. 2 診断法の比較
 24. 3 共変量の調整
 24. 4 診断法研究の計画と報告
 24. 5 診断法開発のフェーズ

25. オミクス解析研究
 25. 1 遺伝疫学 [植木優夫・田宮 元]
 25. 2 マイクロアレイ遺伝子発現解析,プロテオーム解析 [松浦正明・牛嶋 大]
 25. 3 システムバイオロジー [井元清哉]

26. オミクスデータの解析 
 26. 1 次元縮小,クラスタリング[松井茂之]
 26. 2 関連解析[松井茂之]
 26. 3 予測解析[小森理・松井茂之]

27. 画像データの解析 [川口 淳]
 27. 1 画像データ
 27. 2 脳画像解析

第III 部 医学統計学の数理

28. 確率と確率分布 [藤澤洋徳]
 28. 1 確率
 28. 2 確率変数と確率分布
 28. 3 離散型の確率分布
 28. 4 連続型の確率分布
 28. 5 多次元の確率分布
 28. 6 大数の法則と中心極限定理
 28. 7 確率過程

29. 標本と統計的推測 [藤澤洋徳]
 29. 1 標本とパラメータ
 29. 2 点推定
 29. 3 最尤推定
 29. 4 区間推定
 29. 5 検定

30. ベイズ推測 [久保川達也]
 30. 1 ベイズ推測の基本事項
 30. 2 事前分布の設定および階層ベイズと経験ベイズ
 30. 3 Markov 連鎖モンテカルロ法

31. モデルの評価と選択 [小西貞則]
 31. 1 はじめに
 31. 2 予測誤差推定
 31. 3 情報量規準
 31. 4 ベイズ型モデル評価基準

32. 計算統計:ブートストラップ,EM アルゴリズム [小西貞則]
 32. 1 ブートストラップ法
 32. 2 EM アルゴリズム

索  引

著者プロフィール

丹後俊郎  (タンゴトシロウ)  (編集

医学統計学研究センター

松井茂之  (マツイシゲユキ)  (編集

名古屋大学

上記内容は本書刊行時のものです。