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牧水の恋
発行:文藝春秋
四六判
296ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2018年8月29日
- 登録日
- 2018年6月29日
- 最終更新日
- 2018年8月18日
書評掲載情報
2018-12-23 | 毎日新聞 朝刊 |
2018-11-04 | 毎日新聞 朝刊 |
2018-10-14 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 水原紫苑(歌人) |
2018-10-13 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 小島なお(歌人) |
2018-10-07 |
産經新聞
朝刊 評者: 川野里子(歌人) |
2018-10-06 |
朝日新聞
朝刊 評者: サンキュータツオ(学者芸人) |
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紹介
この秋、没後90年を迎える歌人・若山牧水。その短歌は教科書にも取り上げられ、ひろく愛誦されている。
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴しつつあくがれて行く
幾山河越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく
これらの名歌が生まれた背景には、小枝子という女性との痛切な恋があった。
早稲田大学の学生だった牧水が若き日をささげた恋人には、秘密があった。彼女は実はすでに人妻で、郷里に二人の子どもまでいたのである。
恋の絶頂から疑惑、別れまでの秀歌を、高校時代から牧水の短歌に共感し、影響を受けてきた人気歌人が味わいつくす、スリリングな評伝文学。
上記内容は本書刊行時のものです。