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乗客ナンバー23の消失
発行:文藝春秋
四六判
384ページ
定価
2,250円+税
- 書店発売日
- 2018年3月28日
- 登録日
- 2018年1月26日
- 最終更新日
- 2018年3月10日
書評掲載情報
2018-05-13 |
読売新聞
朝刊 評者: 宮部みゆき(作家) |
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紹介
一件落着――そう思ってからが本番です。
ニューヨークまで逃げ場なし。豪華客船に渦巻く謎また謎。
amazon(ドイツ)でレビュー数1,400超、評価平均4.2。
ドイツ・ミステリーの最終兵器セバスチャン・フィツェックの代表作登場。
事件解決のためなら手段を選ばぬ囮捜査官マルティンのもとに、5年前に豪華客船「海のサルタン号」船上から忽然と姿を消した妻子にまつわる秘密を明かすという連絡が届いた。相手がマルティンを呼びだしたのは、因縁の客船。そこでは2か月に船から姿を消した少女が忽然として出現。さらなる事件が次々に起きていた。
ニューヨークへ向かう客船の中で走り出す複数のプロット――。船の奥底に監禁された女と、彼女を詰問する謎の人物。娘の忌まわしい秘密を知って恐慌を来たす女性客。何者かとともに不穏な計画を進める娘。船室のメイドを拷問する船員と、それを目撃した泥棒。船の売却を進める船主と、船の買い手である中米の男も乗船しており、マルティンを呼びだした富豪の老女は「この船には恐ろしい秘密が隠されているのよ……」とささやく。
この客船の中で何が起きているのか? からみあう嘘と裏切りと策謀――真相はめくらましの向こうにある! そしてあなたが「一件落着?」と思ってから、ドイツ・ミステリー界最大のベストセラー作家が腕によりをかけて仕掛けた意外な真相のつるべ打ちが開始される!
上記内容は本書刊行時のものです。