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清張鉄道1万3500キロ
発行:文藝春秋
四六判
320ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2017年11月10日
- 登録日
- 2017年7月29日
- 最終更新日
- 2017年10月23日
書評掲載情報
2017-12-03 |
読売新聞
朝刊 評者: 宮部みゆき(作家) |
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紹介
松本清張の小説には鉄道に乗る場面がたくさん登場する。
JR全線を乗破した元朝日新聞記者が、現代小説320篇を読み込み、作中の誰が、最初に、どの路線に乗ったのかを徹底調査。デビュー作「西郷札」から没後刊の「犯罪の回送」まで、ちょうど100篇に「初乗り場面」が存在することをつきとめた。
初乗り距離の合計は、旧国鉄とJRが1万2072・9キロ、私鉄が1478・9キロ。
作品発表順に、鉄道地図に描き入れていくと、「清張鉄道」の広がりが鮮やかに浮かび上がった――
清張世界の鉄道場面にこだわった画期的な研究!
(本書は、北九州市立松本清張記念館「第17回松本清張研究奨励事業研究報告書」に加筆したものです)
上記内容は本書刊行時のものです。