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注文サイト:
明治乙女物語
発行:文藝春秋
四六判
344ページ
定価
1,400円+税
- 書店発売日
- 2017年7月7日
- 登録日
- 2017年5月26日
- 最終更新日
- 2017年7月6日
書評掲載情報
2017-08-26 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 細谷正充(文芸評論家) |
2017-08-20 |
朝日新聞
朝刊 評者: 斎藤美奈子(文芸評論家) |
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紹介
選考会で圧倒的支持を受けた第24回松本清張賞受賞作。
ときは明治21年。東京・御茶ノ水の高等師範学校女子部(女高師)に通う夏と咲、2人の女生徒が主人公です。いまだ男尊女卑の風潮がはびこり、「女が学問なんて」と一部からは白い目で見られつつも、彼女たちは、時に挫折を経験しながらも、溌剌と教育者への道を歩んでいました。そんな彼女たちは、鹿鳴館の舞踏会で踊り手が不足したため、招かれることになります。そこには伊藤博文枢密院議長、森有礼初代文部大臣、各国の大使など、要人が集っており、それは暴徒たちの格好の標的でもありました。彼女たちも生命の危機に晒され、そして――。
世の荒波にもまれながら、新時代に逞しく羽ばたこうとする、女生徒の青春を描く傑作です。
上記内容は本書刊行時のものです。