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反戦後論 浜崎 洋介(著/文) - 文藝春秋
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反戦後論 (ハンセンゴロン)

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発行:文藝春秋
四六判
288ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-16-390648-5   COPY
ISBN 13
9784163906485   COPY
ISBN 10h
4-16-390648-7   COPY
ISBN 10
4163906487   COPY
出版者記号
16   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年3月31日
最終更新日
2017年4月25日
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書評掲載情報

2017-07-16 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 川村湊(文芸評論家)
2017-06-04 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 藤沢周(作家)
2017-05-28 産經新聞  朝刊
評者: 福田逸(明治大学教授)
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紹介

1978年生まれの筆者の周囲にあったのは、茫漠たる郊外ーーニュータウンだった。
その出発点から、戦後思想とはどのように映るのか?
大東亜戦争、象徴天皇、三島由紀夫、小林秀雄、福田恆存、柄谷行人、中上健次、
坂口安吾、あるいはロレンス、ピケティ・・・・。思索を深めるにつれ、あらわれて
きたのは「政治と文学」という問題だった。本書は、必ずしも「戦後批判」を志向
していない、端的に「戦後よ、さよなら」と言うものだと考えてもらいたい、と
筆者は言う。さらに、こう続ける。

いずれにしろ、私は「政治と文学」のけじめを曖昧にしながら、
いつかその両者が一致するだろうことを夢見るような「戦後」的な
言葉については何の興味もないことだけは断っておきたい。
私の描きたかったのは、人間の可能性ではなく、必然性であり、
人間の自由ではなく事実だった。 (あとがきより)

いま文芸、論壇界で注目を集める気鋭の批評家が、
戦後思想に新たな問題を提起する画期的論考!

上記内容は本書刊行時のものです。