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母は娘の人生を支配する : なぜ「母殺し」は難しいのか
発行:日本放送出版協会
縦190mm
220ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年5月
- 登録日
- 2016年6月2日
- 最終更新日
- 2016年6月2日
書評掲載情報
2017-09-10 |
朝日新聞
朝刊 評者: 水無田気流(社会学者、詩人) |
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紹介
娘を過剰な期待で縛る母、彼氏や進路の選択に介入する母…娘は母を恨みつつ、なぜその呪縛から逃れられないのか?本書では、臨床ケース・事件報道・少女まんがなどを素材に、ひきこもり・摂食障害患者らの性差の分析を通して、女性特有の身体感覚や母性の強迫を精神分析的に考察し、母という存在が娘の身体に深く浸透しているがゆえに「母殺し」が困難であることを検証する。「自覚なき支配」への気づきと「自立」の重要性を説き、開かれた関係性に解決への希望を見出す、待望の母娘論。
目次
序章 なぜ「母殺し」は難しいのか
第1章 母と娘は戦っている
第2章 母の呪縛の正体をさぐる
第3章 女性ゆえの困難について
第4章 身体の共有から意識の共有へ
終章 関係性の回復のために
上記内容は本書刊行時のものです。