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農村型事業とアメリカ資本主義の胎動
共和国初期の経済ネットワークと都市近郊
発行:東京大学出版会
A5判
216ページ
価格
4,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年6月1日
- 登録日
- 2013年6月20日
- 最終更新日
- 2017年8月21日
紹介
ニューヨーク,またはフィラデルフィアを対岸にのぞむニュージャージーで,農村から事業家たちが目覚めはじめる.都市に小麦,薪や鉄鉱石を供給する彼らの足取りは,数々の失敗を経て,やがてアメリカ資本主義のネットワークの原型を描き出すようになる.「市場革命論」を超え,具体性のなかに資本主義の萌芽を描く社会史.
(第19回アメリカ学会清水博賞受賞)
目次
序章 都市近郊の農村と地域経済の発展
第1章 小麦粉――リチャード・ウォルンの製粉事業に見る地域連関,1780年代
第2章 森林(その1)――サミュエル・ライトの薪事業にみる農村型事業の輪郭,1810年代
第3章 森林(その2)と地下資源(その1)――農村型事業と区域間連結,1820年代~30年代
第4章 地下資源(その2)――区域連結の稠密化と農村型事業の限界,1830年代~40年代
終章 共和国初期における農村型事業の位置
上記内容は本書刊行時のものです。