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増補新装版 ヨーロッパ文明批判序説
植民地・共和国・オリエンタリズム
発行:東京大学出版会
A5判
504ページ
価格
7,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年5月1日
- 登録日
- 2017年5月20日
- 最終更新日
- 2018年4月13日
紹介
光輝くキリスト教文明と,暗闇としてのイスラーム世界? いまなお揺るぎないヨーロッパのアイデンティティの淵源とは? ミシュレ,ユゴー,ルナン
目次
第I部 島と植民地
1 1870年代の地球儀とポリネシア幻想
2 「絶海の孤島」から「愛の楽園」まで
3 黒人奴隷と植民地
4 フランス共和国の奴隷制廃止派(アボリシオニスト)たち
第II部 言説としての共和国
1 国境の修辞学――ミシュレの方へ
2 「ナショナル・ヒストリー」から「国民文学」へ――ヴィクトル・ユゴーを求めて
3 共和国の辞典――ピエール・ラルースをめぐって
第III部 キリスト教と文明の意識
1 知の領域としてのオリエント
2 セム対アーリア
3 記述されたイスラーム世界
4 非宗教性(ライシテ)の時代のキリスト教
Prologue a une Critique de la Civilisation Europeenne
Yoko KUDO
上記内容は本書刊行時のものです。