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『蝶々夫人』と日露戦争 萩谷 由喜子(著/文) - 中央公論新社
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『蝶々夫人』と日露戦争 (チョウチョウフジントニチロセンソウ) 大山久子の知られざる生涯 (オオヤマヒサコノシラレザルショウガイ)

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四六判
256ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-12-005052-7   COPY
ISBN 13
9784120050527   COPY
ISBN 10h
4-12-005052-1   COPY
ISBN 10
4120050521   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月18日
最終更新日
2018年1月18日
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書評掲載情報

2018-03-25 読売新聞  朝刊
2018-03-17 日本経済新聞  朝刊
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紹介

大山久子は、旧長州藩士で明治政府の官僚となる野村素介の娘だった。東京女子師範学校付属高等女学校に学び、そこで幸田露伴の妹で、日本の西洋音楽受容を牽引したピアニスト兼音楽教授の延(のぶ)と親交を結ぶ。夫は旧薩摩藩出身の外交官、大山綱介。
夫の海外赴任に同行しプッチーニと知り合った久子は、世界的な大ヒット・オペラ『蝶々夫人』誕生に深く関わることになる。 一方、日露戦争で日本勝利の一因となる二隻の軍艦『日進』『春日』はイタリア製であり、アルゼンチンが発注したものだったが、その日本転売にあたっては、久子の夫綱介の功績が大きかった。 
西洋音楽と日本人の関わりがエピソード豊かに描かれる一方、世界の中で徐々に存在感を高めていく近代日本の姿が、大山綱介・久子夫妻の生涯から浮かび上がる。

著者プロフィール

萩谷 由喜子  (ハギヤユキコ)  (著/文

東京生まれ。音楽評論家、ジャーナリスト。女性音楽家を中心に音楽史を研究。幼時よりピアノ、日本舞踊、長唄、筝曲の稽古に通い、立教大学で西洋音楽史を学ぶ。卒業後音楽教室を主宰。中国のFMラジオ、クラシック音楽番組の放送原稿執筆を機に本格的に音楽評論の道に入る。日本三曲協会会員、山田流協会会員、ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員。著書に、「五線譜の薔薇―音楽史を彩る女性たち」、「幸田姉妹―洋楽黎明期を支えた幸田延と安藤幸」、「田中希代子―夜明けのピアニスト」、「音楽史を彩る女性たち―五線譜のばら2」「ショパンをめぐる女性たち」(以上、ショパン)。「諏訪根自子」(アルファベータ)など。

上記内容は本書刊行時のものです。