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近代皇族妃のファッション
発行:中央公論新社
縦210mm
414ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2017年2月
- 登録日
- 2017年5月24日
- 最終更新日
- 2017年5月24日
書評掲載情報
2017-05-28 |
読売新聞
朝刊 評者: 奈良岡聰智(京都大学教授・政治史学者) |
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紹介
日本人の洋装化、生活文化の近代化をリードした皇族妃たち。現在、海外から国賓を迎えて催される宮中晩餐会で、皇族女性たちの正装は西洋のドレス姿である。日本には「きもの」という伝統的衣装があるにもかかわらず、国を代表するこの場面において、なぜ洋装なのか。本書は、「アール・ヌーヴォーのファッションを伝えた」梨本宮伊都子妃、「アール・デコのファッションを伝えた」朝香宮允子妃の例を詳細に検討することで、その問いに答える。
目次
皇族妃の渡航の意義
1 梨本宮伊都子妃-アール・ヌーヴォーのファッションを伝えたプリンセス(梨本宮と伊都子妃の洋行-外務省史料を読み解く
伊都子妃の洋行ファッション-メディアと実物史料
儀式における装束とドレス
公と私-和と洋の重層的構造)
2 朝香宮允子妃-アール・デコのファッションを伝えたプリンセス(朝香宮と允子妃のパリ-レシートから知る生活
允子妃のファッションと肖像写真
未来を見た朝香宮夫妻
近代皇族妃のファッションの意義)
上記内容は本書刊行時のものです。