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吉祥寺デイズ
うまうま食べもの・うしうしゴシップ
- 初版年月日
- 2018年3月17日
- 書店発売日
- 2018年3月12日
- 登録日
- 2018年2月9日
- 最終更新日
- 2018年3月9日
書評掲載情報
2018-05-13 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2018-04-15 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
大人の愉しみがたっぷり詰まったエッセイ集
<大学時代に住んでいた吉祥寺に戻って来て、早や二十年近く。その間、世界をまたに掛けた波瀾万丈の年月を送っていたのですが(ここ笑うとこです)、ようやく落ち着いた感あり、で、のんびりとした吉祥寺デイズを送っています。>(本書「日々は甘くて苦くて無銭なのに優雅」―あとがきに代えて―より)。
美味なる食べものやお酒、夫婦での旅行や友人たちとの語らいから、文学や映画、芸能ゴシップや政治まで――山田詠美さんが、人生で味わう甘露と苦露(造語)をすくい取ったエッセイ集がついに発売!
カラフルな幸せと共に日々を送るために知っておきたい大人の愉しみを全95篇収録。愛しいものが増えると、人生はこんなに愉しくなる!
(プロフィール)1959年生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞、作家デビュー。87年『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2001年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞を受賞ほか。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、山田詠美さんが「女性セブン」に連載しているエッセイ「日々甘露苦露」から、とりわけ人気の高かった回を全95篇収録したエッセイ集です。「あとがきに代えて」には、<いまだ手書きで原稿用紙に向っている>詠美さんが、実際に使っている特製原稿用紙につづった直筆を掲載。本編と合わせて、こちらもぜひ楽しみにご覧ください。
また、装画は人気イラストレーター川原瑞丸さん。エッセイに登場する山田詠美さんご夫婦ほか、可愛いイラストの数々にもご注目ください。
目次
始まりはいつもシャンパンの栓/はちみつナイスジョブ/コーヒーの伴侶は/幸せな無駄が呼ぶ/なりきり五郎見参!/芥川賞内緒ばなし/カレー戦線異状あり!/トランプ大統領誕生の悪夢/とろけるバターに溺れる/ジャンクフードもまた愛し/恋の至極はスキャンダル/炎上広告現われて消える/写真週刊誌に愛憎こもごも/きのこ愛ラプソディ/イクメン父いろいろ/都知事さん横文字愛好者/新年に万年の抱負あり!/「こいつ」のメモリアルデイ/ブームにノリノリすぐ落ちる/人は見た目が0パーセント/許さん!その言い回し/事実はドラマより奇なり/女性政治家難癖日和/ゲゲゲの夫婦ジャーニー/ホッピー愛エヴリウェア/ストーカー被害作家の場合/祝!神戸で初パンダ/ニッポンパクチーフィーバー!/井の頭公園でええじゃないか/おつかれ同学年の小室くん――ほか、全95篇
上記内容は本書刊行時のものです。