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安楽死を遂げるまで 宮下 洋一(著/文) - 小学館
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安楽死を遂げるまで (アンラクシヲトゲルマデ)

文芸
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発行:小学館
四六判
356ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-09-389775-4   COPY
ISBN 13
9784093897754   COPY
ISBN 10h
4-09-389775-1   COPY
ISBN 10
4093897751   COPY
出版者記号
09   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2017年12月18日
書店発売日
登録日
2017年11月8日
最終更新日
2024年2月4日
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書評掲載情報

2019-07-28 毎日新聞  朝刊
評者: 村上陽一郎(東京大学名誉教授・科学史)
2018-12-23 読売新聞  朝刊
評者: 森健(ジャーナリスト)
2018-12-01 朝日新聞  朝刊
評者: 最相葉月(ノンフィクションライター)
2018-02-18 読売新聞  朝刊
評者: 森健(ジャーナリスト)
2018-01-20 日本経済新聞  朝刊
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紹介

京都「安楽死」事件を考える上での必読書

安楽死、それはスイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカの一部の州、カナダで認められる医療行為である。超高齢社会を迎えた日本でも、昨今、容認論が高まりつつある。しかし、実態が伝えられることは少ない。

安らかに死ぬ――。本当に字義通りの逝き方なのか。患者たちはどのような痛みや苦しみを抱え、自ら死を選ぶのか。遺された家族はどう思うか。

79歳の認知症男性や難病を背負う12歳少女、49歳の躁鬱病男性。彼らが死に至った「過程」を辿りつつ、スイスの自殺幇助団体に登録する日本人や、「安楽死事件」で罪に問われた日本人医師を訪ねた。当初、安楽死に懐疑的だった筆者は、どのような「理想の死」を見つけ出すか。第40回講談社ノンフィクション賞を受賞した渾身ルポルタージュ。


【編集担当からのおすすめ情報】
ALS患者が「安楽死」を求め、担当医ではない医師2名がそれに応じるという嘱託殺人事件が京都で起こりました。なぜ事件は起こったのか ?日本の「安楽死」を巡る状況とは? 事件を考える上で必読の一冊です。

目次

第1章 安楽死の瞬間――スイス
第2章 僕が死ぬ日にパーティをしよう――オランダ
第3章 精神疾患者が安楽死できる国――ベルギー
第4章 「死」を選んだ女と「生」を選んだ女――アメリカ
第5章 愛か、エゴか――スペイン
第6章 殺人医師と呼ばれた者たち――日本

上記内容は本書刊行時のものです。