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全告白 後妻業の女
「近畿連続青酸死事件」筧千佐子が語ったこと
発行:小学館
四六判
274ページ
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2018年7月4日
- 書店発売日
- 2018年6月29日
- 登録日
- 2018年6月2日
- 最終更新日
- 2018年6月19日
紹介
あの「後妻業殺人犯」の獄中告白
筧千佐子と交際、結婚し、間もなく亡くなった高齢男性は10人以上とも言われ、千佐子が彼らから相続した不動産や預貯金の合計額は10億円と見られています。
著者の小野一光氏は、事件取材の大ベテラン。これまで多くの殺人事件を取材し、様々な殺人犯を見てきました。その彼が、丹念な周辺取材をし、公判にも通って、ついに千佐子への獄中インタビューに成功します。
過去に例のないほど大規模な「後妻業殺人事件」を起こした動機とは? 手口は? そして被害者への思いに至るまでを千佐子にぶつけています。
そのほか、
怒りに震える被害者の親族たち
彼女が高齢男性との出会いの場として使っていた結婚相談所
殺害されなかった元交際相手
など、千佐子以外のキーマンの告白も掲載。
圧倒的な取材力で事件の真相に迫っています。
【編集担当からのおすすめ情報】
千佐子との面会を重ねるうち、彼女が小野氏の籠絡を画策しているのではないか、と思えてしまうほどの“アプローチ”があり、「後妻業」を疑似体験できる点は見どころの一つです。
直木賞作家で小説「後妻業」の著者である黒川博行氏による推薦文もあり、事件を知っている人だけに限らない、読者訴求力がある一冊になっております。
目次
プロローグ
第一章 疑惑の後妻
第二章 被害者たち
第三章 出会いの裏側
第四章 殺害後の音声データ
第五章 饒舌な被告人
第六章 認知症裁判の行方
第七章 面会室にて
第八章 行き詰まり、そして……
エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。