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出版者情報
電気じかけのクジラは歌う
発行:講談社
四六判
402ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2019年8月8日
- 登録日
- 2019年7月1日
- 最終更新日
- 2019年8月2日
紹介
クジラ=AIと対峙せよ――
さもなくばヒトの創作は、終わる。
AIの下請けとなった元作曲家に
自殺した天才作曲家が残した謎は未完の新曲と“指”だった。
『虹を待つ彼女』で横溝正史ミステリ大賞を受賞し、
ますます活躍の場を広げる逸木 裕による心揺さぶる音楽ミステリー!
☆☆☆
ヒトはもう、創作らなくていい――
人工知能が個人にあわせて作曲をするアプリ「Jing」が普及し、作曲家は絶滅した。
「Jing」専属検査員である元作曲家・岡部の元に、
残り少ない現役作曲家で親友の名塚が自殺したと知らせが入る。
そして、名塚から自らの指をかたどった謎のオブジェと未完の新曲が送られてきたのだ。
名塚を慕うピアニスト・梨紗とともにその意図を追ううち、岡部はAI社会の巨大な謎に肉薄していく――。
私達はなぜ創作するのか。この衝動はどこから来るのか。
横溝正史ミステリ大賞受賞作家による衝撃の近未来ミステリー!
上記内容は本書刊行時のものです。