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弱さをさらけだす勇気 松岡 修造(著/文) - 講談社
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弱さをさらけだす勇気 (ヨワサヲサラケダスユウキ)

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発行:講談社
四六判
234ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-06-511561-9   COPY
ISBN 13
9784065115619   COPY
ISBN 10h
4-06-511561-2   COPY
ISBN 10
4065115612   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年5月10日
最終更新日
2018年6月27日
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紹介

「才能はなかった」と振り返り、度重なるケガに襲われた現役時代。また、スポーツキャスターとして一流選手等への取材で知った「弱さ」や「失敗」を飛躍のチャンスに変える「自分の使い方」。 選手たちは光り輝いて見えるかもしれません。しかし、みんな苦しんでいます。葛藤しています。大事なのは弱さから「逃げない」こと。 自らの居場所で、いまの自分を超えようと挑戦を続けるすべての人にエールを送る、魂の1冊です。


「弱い自分が嫌い」とよく言います。そうした思いで、身動きが取れなくなってしまう若者がたくさんいます。
 しかし、日本の応援団長・松岡修造さんは言います。
「弱いことはすばらしいことなんだ。なぜなら、あなたが『成長したい』『チャンレンジしたい』と思っているから、『弱さ』を感じる。本気にならなければ、挑戦しなければ、感じることなんかないんだ!」
 と。
「これでいいや」「こんなもんだ」と思っている人には劣等感も何も生まれません。頑張っているからこそ、自己否定の気持ちも生まれます。「弱さ」は成長のチャンスであり、大きくなるスタート地点に立っていると考えれば、世界が違って見えます。
 本書では、「才能はなかった」と自らを振り返る松岡さん自身の現役時代の体験、現在の一流選手等への取材で分かったことなど、さまざまな事例を基に、弱さや失敗を飛躍のチャンスに変える「自分の使い方」を語っていただきます。
 特に、2014年冬季ソチオリンピックで自分の「弱さ」に負け、「人間力」を磨くためにこの4年間費やしてきた羽生結弦選手と高梨沙羅選手の姿は感動的です。4年前の松岡さんとの「約束」を果たし、羽生選手は66年ぶりオリンピック連覇。高梨選手は涙の銅メダルに輝き、オリンピック後、スキージャンプ・ ワールドカップで男女通じて歴代最多の通算55勝を達成しました。
 ほかにも幾多の選手たちが自分の「弱さ」と向き合い、乗り越えようと奮闘しています。長年にわたり、彼彼女たちのその姿に密着してきた松岡修造さんだけが知りえた「真実」を生き生きと描きます。
 若者たちには、同世代の選手たちが光り輝いて見えているかもしれません。「自分とは違う」と思い込んでいるかもしれません。しかし、だれもがみんな苦しんでいます。葛藤しています。成功しているかしていないか、勝つか負けるかより大事なことは、自分の弱さから「逃げない」こと──。
 それぞれの居場所で、いまの自分を超えようともがき続けるすべての人にエールを送る。「折れない心」を手にするための秘密を解き明かす魂の書!

目次

はじめに 弱さがあるから、僕たちは強くなれる
序 章 果たされた4年前の「約束」
第1章 「弱さ」を武器にせよ
第2章 夢は「つくる」もの
第3章 崖っぷち、ありがとう!
第4章 本気になるのはカッコいい
第5章 修造流 心のエクササイズ
おわりに 人と比べない、過去の自分と比べない

著者プロフィール

松岡 修造  (マツオカ シュウゾウ)  (著/文

1967年、東京都生まれ。10歳から本格的にテニスを始め、慶應義塾高等学校2年生の時、テニスの名門である福岡県の柳川高等学校に編入。その後、単身渡米、86年にプロ転向。95年のウィンブルドン選手権で、日本人男子としては62年ぶりのベスト8進出を果たすなど活躍。98年に現役を卒業。現在はテニス界の発展のため、男子強化プロジェクト「修造チャレンジ」などを通じてジュニアの強化と育成に尽力している。また、オリンピックのメインキャスターを務めるなど、メディアでも幅広く活躍している。

上記内容は本書刊行時のものです。