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出版者情報
馬賊の「満洲」 張作霖と近代中国
発行:講談社
文庫判
272ページ
定価
940円+税
- 書店発売日
- 2017年6月10日
- 登録日
- 2017年5月16日
- 最終更新日
- 2024年4月15日
書評掲載情報
2017-07-30 |
朝日新聞
朝刊 評者: 福永信(小説家) |
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紹介
日露の脅威がせまる清朝末期の混沌に、馬賊は生まれた。混乱の中、軍閥の長となり中原への進出をうかがい、覇権を目指した「東北王」張作霖もそんな一人だった。虚飾にとらわれた従来の張作霖像を解体し、中国社会が包含する多様性にねざす地域政権の上に馬賊を位置づけ、近代へと変貌する激動の中国と日中関係史を鮮やかに描き出した意欲的な試み。
目次
はじめに
第一章 「馬賊」はなぜ現れたのか?
第二章 張作霖登場──「馬賊」から「軍閥」へ
第三章 王永江と内政改革──軍閥期の「満洲」
第四章 日本人と「馬賊」
終 章 現代日本にとっての「満洲」・「馬賊」
註
参考文献
張作霖・中国近代史関連年表
原本あとがき
学術文庫版あとがき
- 旧版ISBN
-
9784062583176
上記内容は本書刊行時のものです。