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馬賊の「満洲」 張作霖と近代中国 澁谷 由里(著/文) - 講談社
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馬賊の「満洲」 張作霖と近代中国 (バゾクノマンシュウ チョウサクリントキンダイチュウゴク)

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発行:講談社
文庫判
272ページ
定価 940円+税
ISBN
978-4-06-292434-4   COPY
ISBN 13
9784062924344   COPY
ISBN 10h
4-06-292434-X   COPY
ISBN 10
406292434X   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0122  
0:一般 1:文庫 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年5月16日
最終更新日
2024年4月15日
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書評掲載情報

2017-07-30 朝日新聞  朝刊
評者: 福永信(小説家)
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紹介

日露の脅威がせまる清朝末期の混沌に、馬賊は生まれた。混乱の中、軍閥の長となり中原への進出をうかがい、覇権を目指した「東北王」張作霖もそんな一人だった。虚飾にとらわれた従来の張作霖像を解体し、中国社会が包含する多様性にねざす地域政権の上に馬賊を位置づけ、近代へと変貌する激動の中国と日中関係史を鮮やかに描き出した意欲的な試み。

目次

はじめに
第一章 「馬賊」はなぜ現れたのか?
第二章 張作霖登場──「馬賊」から「軍閥」へ
第三章 王永江と内政改革──軍閥期の「満洲」
第四章 日本人と「馬賊」
終 章 現代日本にとっての「満洲」・「馬賊」

参考文献
張作霖・中国近代史関連年表
原本あとがき
学術文庫版あとがき

著者プロフィール

澁谷 由里  (シブタニ ユリ)  (著/文

1968年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。富山大学人文学部教授を経て、帝京大学文学部教授。専門は中国近現代史。著書に『「漢奸」と英雄の満洲』『〈軍〉の中国史』などがある。

旧版ISBN
9784062583176

上記内容は本書刊行時のものです。