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講談社現代新書

戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで

倉本 一宏(著/文)
発行:講談社

新書判   304頁 
定価 880円+税

ISBN 978-4-06-288428-0   C0221

書店発売日 2017年5月17日
登録日 2017年4月13日

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書評掲載情報

2017-07-15 日本経済新聞  朝刊
2017-07-09 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者:川尻秋生(早稲田大学教授)
2017-06-18 毎日新聞  朝刊
評者:磯田道史(国際日本文化研究センター准教授・日本近世、近代史)

紹介

今日の近隣諸国との関係は、近現代史を追うだけではわからない!

好太王碑が語る対高句麗戦惨敗の衝撃。
史上最大の敗戦「白村江」。
壬申の乱と北東アジア情勢。
藤原仲麻呂独裁政権の新羅征討計画。
藤原道長ら平安貴族を襲った「刀伊の入寇」――。

話題作『蘇我氏』の著者が帝国日本の源流を探り、日本人の「異国」観がつくられていく過程を辿る、日本古代史の決定版!

目次

はじめに 倭国・日本と対外戦争
第一章 高句麗好太王との戦い 四~五世紀
1 北東アジア世界と朝鮮三国/2 百済からの救援要請/3 高句麗との戦い/4 倭の五王の要求
第二章 「任那」をめぐる争い 六~七世紀
1 百済の加耶進出/2 新羅の加耶侵攻/3 「任那の調」の要求
第三章 白村江の戦 対唐・新羅戦争 七世紀
1 激動の北東アジア情勢/2 新羅との角逐と遣隋使/3 唐帝国の成立と「内乱の周期」/4 白村江の戦/ 5 「戦後」処理と律令国家の成立
第四章 藤原仲麻呂の新羅出兵計画 八世紀
1 「新羅の調」/2 新羅出兵計画
第五章 「敵国」としての新羅・高麗 九~十世紀
 1 「敵国」新羅/2 新羅の入寇/3 高麗来寇の噂
第六章 刀伊の入寇 十一世紀
1 刀伊の入寇/2 京都の公卿の対応
終章 戦争の日本史
1 蒙古襲来 十三世紀/2 秀吉の朝鮮侵攻 十六世紀/3 戦争の日本史――近代日本の奥底に流れるもの
おわりに

その他情報

書誌確定

著者プロフィール

倉本 一宏(クラモト カズヒロ)

一九五八年三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業後、同大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。現在、国際日本文化研究センター教授。専門は日本古代政治史、古記録学。主な著書に、『一条天皇』『壬申の乱』(いずれも吉川弘文館)、『三条天皇』『藤原伊周・隆家』(いずれもミネルヴァ書房)、『藤原道長の権力と欲望』(文春新書)、『蘇我氏』(中公新書)、『藤原道長「御堂関白記」全現代語訳』『藤原行成「権記」全現代語訳』(いずれも全三巻、講談社学術文庫)。また、講談社現代新書に『藤原道長の日常生活』がある。

上記内容は本書刊行時のものです。