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田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 タルマーリー発、新しい働き方と暮らし 渡邉 格(著/文) - 講談社
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田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 タルマーリー発、新しい働き方と暮らし (イナカノパンヤガミツケタクサルケイザイ タルマーリーハツアタラシイハタラキカタトクラシ)

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発行:講談社
文庫判
276ページ
定価 790円+税
ISBN
978-4-06-281714-1   COPY
ISBN 13
9784062817141   COPY
ISBN 10h
4-06-281714-4   COPY
ISBN 10
4062817144   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0136  
0:一般 1:文庫 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年2月13日
最終更新日
2024年1月9日
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書評掲載情報

2021-08-29 読売新聞  朝刊
評者: 仲野徹(大阪大学教授・生命科学者)
2021-08-28 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 高橋秀実(ノンフィクション作家)
2017-03-26 朝日新聞  朝刊
評者: 辻山良雄(書店「Title」店主)
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紹介

パン屋になって考えた。劣悪な労働環境のおかしさ、腐らないパンのおかしさ。ならば自分は人と違うことをしよう。「菌本位」のパンづくり、そして働いただけ、働く人に還元できるパンづくり。そのために、よりよい場所を求め、岡山県・勝山へ。資本主義の未来は、この本に詰まっている。文庫化に際し、さらにビール造りの場を求めて鳥取・智頭町へ行ったその後の話も掲載。


発売直後から全国、そして海を越えて韓国でも大評判になった
新しい仕事と生活の提案の書、待望の文庫化。

30歳になるまで、空回りしていた「僕」の人生。
夢に出てきたじいちゃんの「おまえはパンをやりなさい」という不思議な言葉に一念発起。

そしてパン屋になって考えた。
劣悪な労働環境のおかしさ、腐らないパンのおかしさ。
ならば自分は人と違うことをしよう。

「菌本位」のパンづくり、そして働いただけ、働く人に還元できるパンづくり。

そのために、よりよい場所を求め、岡山県・勝山へ。

資本主義の未来は、この本に詰まっている。

文庫化に際し、さらにビール造りの場を求めて
鳥取・智頭町へ行ったその後の話も掲載。

目次

はじめに
第I部 腐らない経済
第一章 何かがおかしい(サラリーマン時代の話・僕が祖父から受け継いだもの)
第二章 マルクスとの出会い(僕が父から受け継いだもの)
第三章 マルクスと労働力の話(修業時代の話1)
第四章 菌と技術革新の話(修業時代の話2)
第五章 腐らないパンと腐らないおカネ(修業時代の話3)
第II部 腐る経済
第一章 ようこそ、「田舎のパン屋」へ
第二章 菌の声を聴け(発酵)
第三章 「田舎」への道のり(循環)
第四章 搾取なき経営のかたち(「利潤」を生まない)
第五章 次なる挑戦(パンと人を育てる)
エピローグ
文庫版あとがき

著者プロフィール

渡邉 格  (ワタナベ イタル)  (著/文

1971年、東京都生まれ。フリーターだった23歳の時に学者の父とハンガリーに滞在。食と農に興味を持ち、25歳で千葉大学園芸学部入学。卒業後就職した農産物卸販売会社で妻・麻里子と出会う。31歳でパン職人になる決意をし修業を開始。2008年に独立し千葉県で「パン屋タルマーリー」を開業。2011年、東日本大震災を機に岡山県真庭市勝山に移転。本書(単行本)刊行後の2015年、パン製造に加え、地ビール事業に取り組むべく、鳥取県八頭郡智頭町に移転した。

上記内容は本書刊行時のものです。