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こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする 計見 一雄(著/文) - 講談社
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講談社選書メチエ

こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする

発行:講談社
四六判
256ページ
定価 1,650円+税
ISBN
9784062586696
Cコード
C0311
一般 全集・双書 心理(学)
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年11月22日
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書評掲載情報

2018-02-11 毎日新聞  朝刊
評者: 養老孟司(解剖学者)

紹介

かつては精神分裂病と呼ばれ、今では統合失調症と名称変更された病気「スキゾフレニア」。精神科医としての50年をこの病気の治療に当たってきた著者が、それは俗に言われるように「正常」と断絶された「狂気」とされるものなのか、あるいは治療法のある「症状」なのかを問題意識としながら、この病気の本態を語り尽くす。
また、この病気に見られる「現実の否認」「現在の消失」「心的エネルギーの回路づけの不具合」「昏迷」などの特徴が、ヒトの心的特性の極端化であり、時代の精神的風潮とも繋がっていることに射程を拡げていく。
自らを「内臓の医者」と称する精神科医が見極めた、病の本態と人間の心の働き方。

目次

第1章 「スキゾフレニア」の履歴
第2章 始まりの不具合
第3章 奇妙な世界に入り込んで……
第4章 運動・思考が停止する!
第5章 「現実」の変容より「現在」の喪失の方が重い病
第6章 フィールドへ出よ
第7章 身の内にうごめくもの、その否認
第8章 眼も耳も嘘をつく――修正するのはアクション
第9章 脱施設化再考――終わっていない課題
第10章 心を概念化するメカニズム――メタファー経由の理解

著者プロフィール

計見 一雄  (ケンミ カズオ)  (著/文

1939年生まれ。千葉大学医学部卒業。医学博士。
千葉県精神科医療センターの設立に参画、現在名誉センター長。公徳会佐藤病院顧問。精神科救急医療という分野の開拓者で、日本精神救急学会前理事長。著書に『統合失調症あるいは精神分裂病』『脳と人間』『インスティテューショナリズムを超えて』など、訳書に『肉中の哲学』(レイコフ、ジョンソン著)など。

上記内容は本書刊行時のものです。