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宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年 原 雄一(著/文) - 講談社
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宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年

発行:講談社
四六判
定価 1,600円+税
ISBN
9784062210249
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年3月26日
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書評掲載情報

2018-05-13 産經新聞  朝刊
2018-04-08 読売新聞  朝刊

紹介

警視庁捜査第一課伝説の刑事・原雄一氏による待望の手記。
 1995年3月30日朝、東京・荒川区において、國松孝次警察庁長官が何者かに狙撃された。警視庁は、当時の社会情勢等から、オウム真理教団による組織的テロと見て、警察の威信をかけた大捜査を展開、2004年に至り、オウム真理教関係者の逮捕にこぎつける。しかし、被疑者らが起訴されることはなく捜査は迷走し、2010年3月、多くの謎を残したまま事件は時効を迎えてしまった。
実は、この捜査の陰で、濃厚な容疑を持つ人物が浮上していた。その人物は民兵組織の結成を目指した「中村泰」。中村の内偵を進めた原氏は、徹底抗戦する中村の取調べを継続し、ついに中村から、警察庁長官を狙撃した自供を引き出す。そして、その供述は、現場の状況に合致して迫真に富み、犯人しか知り得ない内容に満ちていた。原氏が率いる捜査班は、幾多の困難を克服しながら中村の捜査を推し進め、多くの証拠を蓄積していくが、中村が立件されることはなかった。
なぜ、中村の捜査は封印されたのか。警視庁幹部、警察組織、現場捜査員、被疑者、社会情勢等、様々な「宿命」が絡み合い、葬り去られた事件の真相に迫る。

目次

第一章 警察VS.オウム
警官殺害犯を追え!/日本警察の一番長い日/357マグナムの破壊力/教祖の隠れ穴
第二章 急浮上した老鎗客
若手刑事の直訴/マスコミが気づいた/満州から来た男
第三章 タイム・リミット
はたして私を逮捕できますか/最終日の供述/逃走経路/組織の論理と現場刑事
第四章 包囲網
やはり供述どおりだった/警視総監の耳打ち/浮上したメキシコ人女性支援者 
第五章 ガン・ショー
ロサ・ゴンザレスの告白/海外捜査の重圧
第六章 自供
「反権力」の魂/巨大組織の「宿命」/公訴時効と公安部長の会見/あと一年早かったら   
第七章 刑事と公安
大晦日に上京した男/相模原で暮らす女/蒲田を彷徨う男
第八章 最後の告白
岐阜刑務所での面会/捜査終結

著者プロフィール

原 雄一  (ハラ ユウイチ)  (著/文

東京都出身。中央大学法学部卒業後、民間企業勤務を経て、1980年 警視庁警察官を拝命。
機動捜査隊主任・班長、捜査第一課主任・係長・管理官・理事官を歴任し、その間、殺人事件を始め数々の凶悪事件、重要未解決事件の捜査に従事。
築地署副署長、滝野川署長、第九方面本部副部長を務め2016年勇退。

上記内容は本書刊行時のものです。