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罪の名前 木原 音瀬(著/文) - 講談社
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罪の名前 (ツミノナマエ)

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発行:講談社
四六判
354ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-06-220926-7   COPY
ISBN 13
9784062209267   COPY
ISBN 10h
4-06-220926-8   COPY
ISBN 10
4062209268   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年12月19日
最終更新日
2018年2月16日
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紹介

鬼才・木原音瀬の4つの鳥肌短篇集。「罪と罰」整形外科医の棚田のもとに、深夜、階段から突き落とされた若い男が運び込まれた。懸命に治療をするが……。「消える」弟を愛してしまった僕が、弟の運転する車で事故に遭ってしまった。「虫食い」幼なじみの隼人だけは、日向が虫を食べることを知っている。ミーナ」しわしわネームの亀井道代は自分のことを「ミーナ」と呼ばせている。なぜかクラスメート達は遠巻きにしている。


「あれの味は知っている。羽をむしると、どんな音がするのかも。」
――「衝撃」という言葉以外この作品を表現できない、怪作「虫食い」。
ほか、人間の弱さ、不思議さ、愛おしさを描き出す、4つの鳥肌短篇集。

「罪と罰」
整形外科医の棚田のもとに、深夜、階段から突き落とされた若い男が運び込まれた。爽やかな好青年であるこの患者のために棚田は懸命に治療をするが……。

「消える」
弟を愛してしまった僕。その切なさに距離を置いていたが、弟の運転する車で事故に遭ってしまい、僕の身の回りの世話をする毎日。未来永劫、僕から離れられない。

「虫食い」
幼なじみの隼人だけは、日向が虫を食べることを知っている。そしてそのことに欲情することも。

「ミーナ」
しわしわネームの亀井道代は自分のことを「ミーナ」と呼ばせている。親友の若菜はミーナの華やかさに惹かれているが、なぜかクラスメート達は遠巻きにしている。

目次

罪と罰
消える
虫食い
ミーナ

著者プロフィール

木原 音瀬  (コノハラ ナリセ)  (著/文

木原音瀬 (このはら・なりせ)
高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。